内通者 (朝日文庫)

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著者 : 堂場瞬一
  • 朝日新聞出版 (2017年2月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648372

作品紹介

【文学/日本文学小説】身内の死に苦しむ千葉県警捜査二課の結城孝道は、千葉県土木課と房総建設会社の汚職事件を追っていた。内偵の発端は、建設会社の社員からの告発だった。金銭授受と思われる現場の撮影にも成功。しかし事件は思わぬ方向へ迷走を始める──。

内通者 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 警察小説というよりも家族小説の趣き。
    著者には、妻が死別した刑事が主人公の作品は『アナザーフェイス』シリーズがあるが、アナザーが父と息子との関係に対し、こちらは父と娘という一筋縄ではいかない(?)関係。
    そんな父と娘が、汚職事件にシンクロし、もう一つの事件が発生する。
    ともかく、娘に対する父親の気持ち及び行動に頁を費やされており、それが新たに起こる事件を示唆している。

    事件解決後、最後に明かされる娘の希望職種。その職種に就いた娘と、彼女の父親とを主人公にした続編をぜひ読んでみたい。

  • ある汚職事件の捜査のため、主人公は部下と供に情報提供者と接触することになり、家庭では妻が急に病で倒れ、一人娘の身辺に異変が起こり、なにはともあれストーリーに中だるみがありません。警察もので捜査二課は個人的にあまり馴染みがなかったので、興味津々で読み進めました。情報提供者と主人公との繋がりに犯人の恨みの感情の深さに驚かされました。大学生の娘と父親の微妙なやりとりにも妙に頷け、彼女の今後にエールを送りたくなりました。

  • 評価は2。

    内容(BOOKデーターベース)
    千葉県警捜査二課の結城孝道は、千葉県土木局と建設会社の汚職事件を追っていた。捜査の発端となったのは建設会社の窓際社員による内部告発だった。彼の情報により決定的な証拠もつかみ逮捕直前までいくが…。一方、結城の家族にも不幸が襲う。一体これは偶然なのか?

    主人公の結城初め娘の態度に始終イライラしっぱなしだった。肝心な話をせずに何を望んでいるんだ?
    更には、彼らの知り合いや友人に対する思いも私の考えとは異りすぎて全く同調出来ず。
    読了までにフェードアウトしそうであった。

  • 久々の堂場瞬一 展開の早さは相変わらずサクサク読める。他のシリーズとは違い今作は主人公の家庭の話が軸なのが新鮮でした

  • 千葉県警捜査二課の結城孝道は、千葉県土木局と建設会社の汚職事件を追っていた。捜査の発端となったのは建設会社の窓際社員による内部告発だった。彼の情報により決定的な証拠もつかみ逮捕直前までいくが…。一方、結城の家族にも不幸が襲う。一体これは偶然なのか?

    ミステリというよりも家族小説としての側面が強い。その分印象に残る作品。「ラスト・コード」以来か。

  • 予想を裏切らず、望んだ通り、さらっと読み終わり。可もなく不可もなくの狙い通り。親子ものも書くのね。

  • 堂場瞬一作品にしては珍しく、今回の舞台は千葉県警の捜査二課。県と建設会社の汚職事件の内偵を行っているところから物語は始まるが、実はこの汚職事件自体はあまり本筋とは関係なく、主人公である係長・結城の隠された過去により、一人娘の双葉に危機が迫る。誰が何の目的で結城を貶めようとしているのか…と言うのが、本筋。
    これまでの作品とは変わって、家族の話がメインになるので、何となく、物足りない感じ。

  • 警察官の父、死んでしまった妻、養子の娘
    養子の娘が事実に気が付き事件に巻き込まれる

  • 本作は結城刑事の係が困難な捜査に臨み、悪意を持つ者に翻弄される場面を差し挟みながらも事件解決を目指す“警察モノ”であるが、同時に「難局に臨む羽目に陥った結城父娘」の物語だ。非常に面白い!!そして、読後に深い余韻が残る…

  • ちょっと引っ張りすぎじゃないだろうか。どうにもじれったい。それもまた、アジなんだが。

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