明治・妖モダン (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • 本棚登録 :177
  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648389

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】江戸が明治に改まって20年。モダン銀座の派出所に勤務する巡査の滝と原田は、日々事件や相談事の解決に奔走する。だが実は二人の身辺には、江戸から残る妖たちが見え隠れして……。摩訶不思議で時々背筋がぞくぞくする、妖怪ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 妖 実は大好きで、、、、江戸から明治への変遷期、妖達はどうしていたんだろうと思っていました。こんな感じだったんだろうなあ、、と(^^)

  • 最後まで読んでから、あれ?てなって最初から読み返しました。何人か、なんの妖怪かわからなかったな…

  • 「アイスクリン強し」「若様組まいる」と、過去に読んだことがあったのですが、どうも畠中さんの「明治もの」は肌に合わなかったので、読もうかどうしようかと、かなり悩みました。
    読み終わったいま、読んでよかったと思ってます。

    「しゃばけシリーズ」や「つくもがみシリーズ」のように、心なごむ妖し達ではなく、かなりクールで大人な妖し達ですが、こちらの面々も、とても魅力的。
    一番人気はやっぱり「滝さん」なのかな。
    「花乃が死ぬまで」が特に好きでした。
    続刊も読みたいと思います!!

  • 若様シリーズなのかな?と思ったけれど、明治の妖シリーズの第一弾というところだったのだろうか。(名前だけちらっと出てきたのでニヤりとする)
    しゃばけシリーズを読んでいると明治に移り変わって妖はどうなっちゃったかな、と気になっていたので明治の妖シリーズも嬉しい。

    「煉瓦街の雨」
    煉瓦街となった銀座にある「百木屋」という牛鍋屋の亭主は百賢は妹みなもとの2人暮らし。
    何の仕事をしているやら怪しい男に好かれ、常連客と共に手を引かせようとするが、揃って「かまいたち」に襲われ…

    「赤手の拾い子」
    おきめという幼子を拾った赤手だったか、目を離す隙にどんどん大きくなり…ダイヤモンドを持っていた故に、親候補も何人も現れる。

    「妖新聞」
    最近新聞ではなんでも妖の仕業とする記事が出ており、5人も人が亡くなった事件もそう書きたい記者が巡査をつけ回す…

    「覚り、覚られ」
    証言人の青山という男を壮士たちの会で助けたことから巡査2人は「さとり」という妖怪を証明させたいと頼まれる羽目になり…

    「花乃が死ぬまで」
    お金持ちの未亡人・花乃が初恋相手を探したところ、名前も顔も同じ、ただ年だけ変わらない男・滝巡査と出会い…

    最初は若様シリーズだと思い読んだせいで、違ったかな?と探り探り読んでしまったけれど、面白かった。
    読んでいけばいくほど、誰が妖なのか、何の妖なんだろうとワクワクしてくる。
    原田巡査と滝巡査は妖で、(原田巡査は人間もいたようだけど…)しっかりと明記されてないけれど、馴染みのメンバー百賢・妹(濡れ女?)・お高(さとり?)も妖でいいのかな…?
    赤手も妖なのか、そうじゃないのかまだよく分からなかった。

  • 請求記号:913.6||H 41
    資料ID:C0038310

  • 畠中さん安定の妖ものでした。今回は人に憑依するっていうのかな原田さんとかそんな感じですかね。ちょっと不思議感を出しつつ読めました。滝さんの成り立ちも気になりますけどね・・・。

  • わたしには間口が狭かったので入り込むのに2話目の最後あたりまで時間がかかってしまった。
    出口は広かったけどね。

  • 今度は、明治時代の妖怪譚。「しゃばけ」と雰囲気変わってダークめ。
    このテイストも好きかも。

  • しゃばけ初期の頃とは文体も話の雰囲気も随分変わってきたなあという印象を持っていたのですが
    今回もそんな感じでした。
    (悪い意味ではなくって)

    最初のあたりからちゃんと後の布石は打たれていて、やっぱりそうだったんだなって話の運びに急展開がなくっていいなとか
    で?お姉ちゃんは実在したの、それとも? と深読みしたり。
    いくらでも深読みが可能なので、それも楽しいですね。考えすぎかもしれませんが。

    明治や大正の空気は大好きなので嬉しい。

    とともに、この方って男の子お書きになるのが達者でいらっしゃるので、また現代モノで少年のお話も読んでみたいなあと思う初秋の夜でございました。

  • 明治の世で人に混じってひっそりと暮らしている妖たちの日常。

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