本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022648709
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】外食チェーン店の人事部に勤める倉本は本人役で会社のCMに出る予定が大失態をおかす。そこから「テレビに出たかった」気持ちが爆発、芸能事務所に入り野望に突き進む一方で、ひとり娘のエリカの身辺も何やら怪しく……松尾スズキが描くサラリーマンアドベンチャー。
みんなの感想まとめ
主人公は、平凡な43歳のサラリーマン倉本恭一。自社のCM出演をきっかけに「テレビに出たい」という願望が芽生え、彼の冒険が始まります。松尾スズキの独特な世界観が随所に散りばめられたこの作品では、個性的な...
感想・レビュー・書評
-
松尾スズキさんの舞台も映画も観たことがあるけれどその世界の小説版という感じ。ちょくちょく声出して笑った。何しろキャラクター全員が濃くて癖があり、472Pのなかなかの長編なのに誰だっけ?というのが無かった。文中ドラマ名や店名もいちいち笑える。昼ドラ『般若と女、そして石』、フルーツパーラー『果物たちの静けさ』そんな店あったら絶対入る(笑)主人公の、どこにでもいそうなサラリーマン役にピッタリな恭一(43)が走りまくった印象だけれど物語的にはちょっと長かったかな。ネバーランドクラブ、、、怖くて泣いたw
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文庫版解説の大根仁さんも書いてたように、ほんとに映像化してほしいー!これが新聞連載で読めた贅沢さ…すごい
-
読了後の第一印象は、映像化すれば絶対面白いはずなのにもったいないなあ、でした。今のご時世では難しいのかもしれませんが、どこかでチャレンジして欲しいものです。
主人公は真面目、平凡、普通といった言葉がぴったりの43歳のサラリーマン倉本恭一。目立つことが全くない生き方をしてきた彼が、ひょんなことから自社のCMに出演することになったものの、本番当日に失態を演じてしまい出演がお流れになってしまいます。しかしそれをきっかけに「テレビに出たい!」という願望が沸き起こり・・・というオープニングで始まる本作。
個人的には久々の松尾スズキ作品だったのですが、相変わらず面白かったです。とにかくサービス精神満載で、大いに笑えるのはもちろん、ハラハラドキドキの手に汗握る展開に加え、合間合間に中年オヤジの悲哀にしんみりしたりして、そして迎えるこの完璧なフィニッシュ。まさしくプロといった感じの作品で、最後まで堪能できました。
まあ、ウンコネタをはじめ、笑いのネタ自体は割とベタな内容のものが多くて予定調和的なオチになっていることと、ブラック度とか暴れっぷり具合とかの観点でいうと他の作品でもっと凄いものがあるので、本作が著者の最高傑作かというとちょっと違うとは思うのですが、それでもこれはこれで十分満足です。ああ楽しかった。 -
何も変哲のないサラリーマンが突然テレビに出たいと強く思う。ここから途轍もない冒険が始まる。会社、俳優養成所、テレビ業界、娘の学校を舞台に、笑いを散りばめスリリングにストーリーは展開する。伏線の回収と人物設定が巧みな娯楽小説である。
-
かなり込み入ったシーンが続くのだが、猥雑で面白い。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
松尾スズキの作品
本棚登録 :
感想 :
