物語のおわり (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648730

感想・レビュー・書評

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  • 湊かなえさんすごいなー!
    怖い小説以外も書けるなんて知らなかった

    初めは えっここで終わり? と思うけど、
    読んでいくと少しずつ繋がってる。

    本ってほんと読み手次第だな
    どう捉えるかなんだな
    って思った

  • よかったです。
    だれも死ななくて(笑)

    さすがですね、序盤で読ませておいて。

    萌ちゃんが出てきて。
    そして、いろんな人と旅をして。。

    行ったことありませんが、北海道を旅してるような。

    ほんと、先を考えず読んでる自分には、最後の方は、
    「あれ、あれって、感じでした。」

    面白かったです。

  • とりあえずお勧めの読み方を。そんなに厚い本でもないので、休まず一気に読んでしまうことをお勧めします。

    最初の「空の彼方」は中途半端なところで終わり、末尾には「この物語に続きはない」とある。次の話は場面も人物も全く違っていて、ああなるほど、結末を読者にゆだねる形の独立した物語を集めた短編集か…と思ったら違った。最初の短編「空の彼方」の原稿が色んな人の手に渡り、その人たちがそれぞれ想像した結末が語られるという構成になっている。こんな構成の本は個人的には初めてで、とても新鮮だった。
    原稿は最後、収まるべきところに帰ってくる。
    「空の彼方」のほんとうの”物語のおわり”は実はあって、本の最後で明かされる。自分は最初、それは野暮なんじゃないかと思った。せっかくいろんな人にとっての”物語のおわり”が描かれたのに、そこに正解のようなものをわざわざ示さなくてもよかったんじゃないのか、と。でも、考えてみると、「空の彼方」の結末は示されたけど、それを読んだ人たちの物語はやっぱり中途半端に終わっていて。今度はその人たちの物語の続きを想像するのも、楽しいのかもしれない。

  • 最初に始まる物語が、次々と色んな人に関わり、そして、それぞれの人達がそれを読み考える…
    思わずその度自分も考えてしまいます。

    そんな物語の結末も描かれており、それに対しても読者が考えされられる様なお話でとても惹きつけられる物語となっているのではないかと思いますね。

  • 短編集かなと思ったが、趣向を凝らした連作だった。
    冒頭の一話、そのエンディングのない物語の原稿が北海道の旅に出ている人に託され、その人物なりのエンディングが示され、そして新たな旅人に託され新しい結末が示されていく。
    ラスト2話は原稿を巡る真相が明かされ、希望への奮闘が促される。
    北海道の風景やスポットの描写、彼方の世界への展望、物語の構成、それぞれにやられた。
    18-38

  • イヤミスの湊かなえは確かにインパクトがあるけど、こういうホロリとするようなお話も好き。
    1作目の「空の彼方」という作品と北海道をキーに、つながった物語たち。
    人生悩み事は尽きないもの。そんな時は北海道に行こう笑。

  • 途中まで書かれた物語を読んで、
    それぞれに終わりを想像してる。
    物語を読んでる人が少しずつつながってて、
    素敵なお話でした。
    最近の湊さんのお話はほんわか明るい兆しが見えて好き。

  • 解説を藤村忠寿氏が書いているのでという不純な動機から読んだのだが、いやあ〜良かったです。結末のない物語を手にした人々がその物語を読んで結末を考え、自分の新たな人生を歩んでいく。でも読む者にその先の事はわからない。北海道に行きたくなる一冊。

  • なるほど〜と最後は ホロリときてしまいましたよ( ; ; )
    湊 かなえさんは 本当に次を読みたくなる文章の上手い作家だと思う 他の作品を読んで ミステリー作家だとばかり思ってだけど、私にとっては湊さんの新境地のような小説に出会った気分だった。まるで ロードムービーのように流れてゆく作風で タイトルの通り 物語のおわりは どうなるのだろうか?と気にして読んでしまった
    主人公?もさることながら、ハムさん いいですね
    「自分の気持ちがラクになる方法ではなく、他人が本当に求めているものとは何かを考えさせる」 後書き解説が改めて胸に痛かった。そんなふうに考えて生きてるつもりでも、なかなか 人の視点に立って物事を受け止めるのは難しい それを受け止め伝えていけるから やはり小説家はすごいですね。

  • 本に影響を受けること、他の人にもぜひ勧めたくなる物語、というのは最近減っているかも知れない。羨ましくもある。

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