物語のおわり (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 1076
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648730

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 913.6/Mi 39

  • 2018/05/09

  • 『終わりのない物語』が北海道で出会った旅人達の手から手へ渡る。旅人の人生も、旅をしている理由も、物語の解釈も様々。
    付録とされていた直筆メッセージカードの内容から、また読後感の悪さが当たり前のように残るのであろうと思っていたら、終盤に向かうにつれ、作者がイヤミスの反面に持つ

  • 「あなたならどんな『物語のおわり』にしますか」というのは、よくあるテーマではある。ただ、この本は理想の“物語”だけではなくて“人生”が綴られている。あくまで架空の話ではあるが。それでもやはり『物語のおわり』を想像してしまう。物語を読んで感じたり、自分の人生経験によってもその想像は変わるのだろう。物語は終わるが人生は終わらない。私としては続いていく人生の節目節目でこの本を読み、そのときどんな終わりを頭の中で描くのか、その変化も楽しみたいと思う。

  • 人生の岐路に立ったり、迷いを抱えた人々が、北海道を旅行していく中で、一つの小説を媒介してつながっていく。ストーリーはよく練られており、最終章を読みながらいい作品だと実感した。風景の描写もよく、北海道を旅してみたいと思った。 

  • 読むのに色々忙しい時期が重なり時間がかかってしまったためか なかなか入り込めずに終わってしまった。物語内容は完結だったため(表面上のストーリーは。奥深くまで考えなければ。)なんとなくあっという間で また少し経ったら読み返してみようと思う。
    登場人物がこの原稿を読んで人生について考えたように わたしも読者として考えさせられた。今後の進路や生き方について悩んでいる人にオススメ

  • 湊かなえさんらしいストーリーだと思う。
    短編が繋がってストーリーとなっていくのはよくある事だと思うが凄く細かく作られている。
    時代背景などの仕掛けもあり最期の最後までわくわくできる。
    また短編ごとの結末も小説としての結末も色々と発想できるところがいい事であり少しモヤモヤもさせる。
    でも楽しんで読めた本。

  • ほとんど内容が頭に入って来なかった。機会があれば、もう一度読もう。

  • 物語はどこへでも自分を連れて行ってくれる。
    その瞬間はハムさんは空の彼方の世界は見せてくれないと思ったかもしれないけれど、年を重ねた時は広い世界を見ているように感じる。
    登場人物が多くなると話がこんがらがってしまう。
    目の前の人としっかり向き合わないと物語は集結しない。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    妊娠3カ月でがんが発覚した智子、娘のアメリカ行きを反対する水木……人生の岐路、彼らは北海道へひとり旅をする。そんな旅の途中で手渡されたのは結末の書かれていない小説だった。果たして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。

    【キーワード】
    文庫・北海道・旅行・人生


    +++++1

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プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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