工作名カサンドラ (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022648761

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】奥多摩山中で瀕死の男性が発見された。警視庁刑事・荻大治郎は事件に食らいつくが、ある《極秘文書》の行方とからみ事態は複雑に。やがて政治家やスパイ、ホワイトハウスまでを巻き込み、1億3000万人の日本国民が凍りつくテロ事件が起きる……。

感想・レビュー・書評

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  • 曽根圭介『工作名カサンドラ』朝日文庫。

    興味そそられるプロローグから、焦れる展開が続く。山も無ければ、谷も無いストーリーに苛立ちが募る。曽根圭介と言えば、『鼻』『沈底魚』『熱帯夜』など面白い作品のイメージしか無かったのだが…

    奥多摩山中で暴行を受けて瀕死状態の男性が発見される。警視庁刑事・荻大治郎は事件の捜査に当たる。その背後で進行するのは…

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著者プロフィール

1967年、静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。漫画喫茶の店長などを経て執筆活動を開始。2007年「鼻」で日本ホラー小説大賞短編賞、同年『沈底魚』で江戸川乱歩賞を受賞。09年「熱帯夜」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2011年『藁にもすがる獣たち』で第2回山田風太郎賞の最終候補作となる。トリックの効いた異色の作風で注目されている。

「2017年 『暗殺競売』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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