- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022648792
感想・レビュー・書評
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警察小説である。SATの話である。しかし、手に汗握る突入シーンや戦闘シーンは無い。若い警察官がSAT隊員となり成長していく話である。今野敏氏の警察小説新境地とあるが、なるほどね。アクションやミステリー好きには不向きと思うけど、自分は結構楽しめた。
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新米巡査・柿田亮は、自分が警察官に向いているのか悩みつつも、異動先の機動隊で激しい訓練を受けていた。そんな柿田に、ハイジャックなど凶悪事件を解決する特殊急襲部隊『SAT』入隊の声がかかる。
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事件のまったく起きない警察小説。新米巡査の柿田くんの成長物語。自衛官の市ノ瀬さんとの会話が良かった。
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いつもとは違う警察小説。事件の起きない警察小説。
新米の柿田が地域課からSATに選ばれる。彼の成長物語です。
事件がなくとも十分楽しめた。
実践のための訓練に明け暮れるが、身体だけではなく心も鍛えられ成長しているのが爽やかに
描かれています。 -
淡々と、ひとりの青年が警察社会を進む物語。
大きな事件が起きる訳でもなく、ただ、堅実に日々を過ごす物語。
感情の大きな起伏が無いからこそ、非常に読みやすく、ひどく落ち着く。
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2022.6.28
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適当な表現が見つからないが、ぶれない自分を常に持つ「人としての総合力」の強さを主人公に感じた。
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事件が起きない警察小説。
起きてはいけない事件を想定して日々訓練を続けるSATの考え方がよかった。