文庫 ショットガン・ロード (文庫)

  • 朝日新聞出版 (2019年3月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (584ページ) / ISBN・EAN: 9784022649140

感想・レビュー・書評

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  • 深町秋生『ショットガン・ロード』朝日文庫。

    深町秋生ならではのかなりハードなピカレスク長編小説。非常に面白い。最近はこのような男臭い小説を読む機会が激減した。この手の小説を書ける作家が居ないのだ。かつては船戸与一、西村寿行、北方謙三など多くの作家が『男』を描いていた……

    暴力団から暗殺を請け負う殺人組織『忍足チーム』の元メンバーで、山形県の港町でひっそりと暮らしていた汐見は、日本最大級の暴力団組織『巽会』に脅され、新たな仕事を請け負うことに……その仕事とは『巽会』のナンバー2を暗殺した『忍足チーム』の殲滅を図ることだった。汐見はナンバー2のドラ息子と共に『忍足チーム』に接近するのだが……

    肉体が打たれ、骨が軋み、血で血を洗う男同士のハードな闘い。その先にあるものは……

  • プロ殺し屋集団の血みどろの戦い。描写がゾクゾクする。凄い面白い。抜群のエンタメ小説。血と硝煙と汗と小便の匂いを感じるほどに凄い物語で、一気読みしたのですよ。ディナーライフで目玉を穿り出す拷問描写は最高だった。刺激受けた。
    書きたい。ワシもこんな大虐殺、ジェノサイド、血しぶき舞う銃撃戦で殺しまくりの皆殺しシーンを書きたい。ショットガンが咆哮し、頭を石榴のように吹っ飛ばす。血と脳漿と白い視神経の紐と目玉が飛び散る空間に爽快感を感じるしかない。鉄と火薬の暴力が素敵すぎて脳が痺れてアクメしそうな感じ。
    ラノベであれば少女が登場したり、戦闘は戦争の一場面だったりするわけで、アウトローの対警察組織戦闘とか、ヤクザ、ごろつき、チンピラが盛りだくさんとないわけですね。戦争するのが10代の少年だったりするのですが、この物語は最年少で30代ですからね。リアルを模写するのが文芸エンタメでアニメ漫画を模写するのが、ラノベであるという話もありますが、キャラの年齢設定の無茶なとこは、ラノベの宿命でそのあたりにザラツキ感じている人はもうラノベの読者ではないのでしょう。読み手の年齢関係なく。
    この物語ベースにして血みどろ、虐殺で内臓、脳みそが飛び散るガンアクション小説とかラノベ読者を対象にいれて物語を再構築することも出来そうな気がします。ああ、オモロ。
    目玉を穿り出す描写だけなら、自分ならこう書く!って感じで、もっと読み手が怖気とふるってサブイボでるような描写が出来そうな気がするのです。
    スプーンで目玉ほじりたい。その穴に突っ込みたい……
    ひひひ

  • ヘルドッグス(特に「煉獄の獅子たち」)が好きだったので、近いテイストのを探していたところ、最高でした!!!
    泥臭くかっこよく残虐で残酷で哀しくて最悪で最愛。いろいろな父子関係が見えるところがとても好きでした。

  • 元殺し屋が織りなすバイオレンスアクション。これでもかというぐらいヤクザがでてきてこれでもかというぐらい人が殺されて血飛沫が舞い散る。こういう骨太な小説こそ映画化してほしいのに。

  • 警察、殺し屋、元殺し屋が三つ巴で戦う。深町作品らしくエグい描写もあるが、ストーリーにマッチしていて面白かった。警察組織に主要登場人物が描かれれば更によかったかも。

  • 深町秋生の長編小説
    最初から最後まで手に汗握るシーンの連続に、思わず力が入るハードアクション。
    最後まで読めない展開に文字通り目が離せない!
    深町作品らしいオススメの一冊。

  • 撃ちまくれ 殺せ殺せ

  • 深町さんの小説大好きで。
    メインの登場人物もガンガン死んでくのが私が今まで読んできた本の中で斬新で。
    でもこの話ほんと面白かったから汐見を生かして、伊吹とのコンビでシリーズ物とか、見てみたかったなあ...
    後は汐見が忍足のチームにいた頃の話とか、絶対面白いだろうな〜

  • ハード!少し内容が長く感じました。も少し話にメリハリがあると読みやすかったなぁ。

  • ザ ヤクザ小説。
    骨太な表現と血飛沫、ナイフで目玉を抉り出す描写なんて読んでて痛くなった。圧倒的な臨場感溢れるストーリーでグイグイ物語に引き込まれる。
    特に最初仲の悪かった2人が徐々に打ち解けていく過程が良かった。ラスト、伊吹は汐見をオヤジと慕い、汐見の隣人の面倒を見た。忍足一家の残虐性もすごい好き。忍足一家が殺人集団、汐見は忍足の跡継ぎと言われていたけど、警察官の女性に惚れて一家を裏切る。汐見を信じていたほかの兄弟たちは憎しみと、それ以上に深い畏敬の念があって、でも汐見を殺したくて、でも忘れられなくてっていう厨二心擽る設定が最高。

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化、話題となる。11年『アウトバーン』に始まる「八神瑛子」シリーズが40万部を突破。著書に『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』など多数。

「2022年 『天国の修羅たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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