キンモクセイ (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2021年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784022650238

作品紹介・あらすじ

法務官僚が殺害された。被疑者としてプロの殺し屋の可能性が浮上、警察庁警備局のキャリア・隼瀬は専任チームでの対処を命じられるが……。事件周辺で囁かれる「キンモクセイ」という謎の言葉。誰が味方で敵なのか? 日米関係の闇に挑むスリリングな警察小説。

みんなの感想まとめ

緊迫した警察小説が展開され、主人公は鈍臭いキャリア官僚の隼瀬。彼は同期のキャリアたちの助けを借りながら、難解な事件に挑む中で、心を奪われた女性との関係も描かれています。物語の鍵となる「キンモクセイ」と...

感想・レビュー・書評

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  • 初今野作品。
    警察庁キャリア官僚である隼瀬が主人公だが、珍しいくらい鈍臭い。各省庁に散った同期のキャリア達の方が遥かに事態を飲み込み、推理とともに手伝ってくれる。主人公は同僚である先輩の助言もあり事件に関わって行くのだが、同期の女性に心を奪われながら頼りなく関わって行く。最後は誰も信じられないところまで追い詰められ、ドキドキしながら読み進めてしまう。
    「キンモクセイ」というキーワードだが、ちょっとダサいネーミングで、更にこれで殺人が起きるとはどうなんだろうか? 名前の由来を調べるだけで何人も殺されてしまうなんて。

  • 今野敏『キンモクセイ』朝日文庫。

    今野敏にしては、恐ろしくつまらない作品だった。どこかで面白いという噂を聞いた気がしたのだが、空耳だったか。警察庁警備局のキャリアである隼瀬を主人公にしたインテリジェンス警察小説なのだが、全くのノーアクションで、机上だけで事件が展開するのには飽き飽きする。

    謎の言葉『キンモクセイ』も禁止の禁、沈黙の黙、制圧の制で『禁黙制』という過去にボツになった幻の監視システムのことらしい。

    法務官僚が殺害され、状況からプロの殺し屋の可能性が浮上する。警察庁警備局の隼瀬は専任チームによる対処を命ぜられるが、何故か捜査組織は縮小される。事件の周辺で囁かれる『キンモクセイ』という謎の言葉……

    本体価格720円(古本360円)
    ★★

  • ストレートに面白い。
    それに官僚や政治家に希望を見出だせるような作品。
    キーワードの「キンモクセイ」についての情報の小出し加減もイライラさせず、考える時間を与えてくれる程々感が良かった。欲を言えば事件後の余韻感をもうちょっと展開させてほしかったかも。でも、シリーズ化でもいいな。結構登場人物も特徴的だしスピンオフもできそう。

  • 多分、小説だから創作や憶測もあるんだろうけど、ベースとなる取材とか情報収集とかどうやってるんだろう?といつも思う。


  • 友人に勧められて初めて今野作品・公安ものを読みました。

    いろいろと専門用語などもありましたが説明もありそれによる読みにくさは無く、終盤は一気に読み進んでしまいました。
    警察を中心に組織内部の事が知れて面白かったです。
    全体の内容としては可もなく不可もなく。

    土曜会のメンバー、魅力的ですね。

  • 入院生活2冊目。着々と積読がくずれている。

    今野敏さん、アンソロジーでよくお見かけするものの、単体で読むのははじめましてです。

    うーーーん。なんていうか…物足りなかった…。
    他の方の感想でもお見かけしたのですが、主人公…か、官僚…?
    私の中の勝手な官僚イメージ、キレッキレで仕事してるんだけど。
    なんかこうもっさりしてない?
    そして私生活、というか土曜会と紅一点の取り巻く雰囲気がめちゃめちゃ昭和。
    一瞬年代確認しちゃったもの。いつの時代の話って。スマホ出てきてるし、そんな昔じゃないのに1980年代感がありました。(やけに具体的な年代)

    話自体は追っかけやすい内容です。
    どうした主人公!落ち着け!感がなきにしもあらずですが、周りの人がしっかりしてるのでよかった。
    最後はきっと「日本のために熱い男たち、胸熱!!」みたいな感じで終わってるんでしょうけど、なんか置いてきぼりだったなぁ。
    リーグ優勝して胴上げしてるところを通りすがりに見かけたファンでもなんでもない人みたいな心境です。笑

    読みやすく悪くはなかったけど…。

    あれー?
    アンソロジーだと結構面白く読んでた作家さんだったんだけどなぁ。




    @手持ち本

  • 読み始めたら一気読みでした。誰が味方で敵なのか?ハラハラ!
    今度は、『土曜会』の面々の活躍を是非読んでみたいです。

  •  非シリーズもの(?)
     主人公がイマイチだ。立ってないというか。キンモクセイも“ありそうでないわぁ”って。。。
     今野さんなのでハズレではないけど。

  • 本書の半ばあたりで、ようやくタイトル「キンモクセイ」の意味が明らかになるが、今野さんの小説にしては珍しく政治的な内容にまで立ち入ったお話であった。

    ラストの殺し屋との対決は、緊迫感があってないようなの感。

  • 刑事物でも、この小説は警察庁のエリート官僚
    が事件の中心になっているので、少し珍しい。
    公安の背広組の主人公が、ある官僚が殺され
    残したキンモクセイと言う謎の言葉を発端に
    事件に巻き込まれて行く。
    スパイ風味もあり、政府、公安、アメリカと
    大きな国絡みの事件への謎はエンタメとして
    面白く読めた。

  • ガッツリ深い話かなと思わせておいて、なかなかの内容薄めでした。
    オチも曇天返しもなく、サラッと終わってしまい、ちょっと残念でした。
    著者の作品は好きなので、期待してしまった分、物足りなさが残ってしまいました。

  • 単発もまあまあ

  • 逃走劇は読んでて疲れる。大抵理不尽だし。
    主人公の恋心描写が何か嫌だった。
    身近に裏切り者がいなかったのは良かった。

  • 主人公が頼りなくてもどかしかったけと、今回の経験を踏まえて超一流の官僚になれということだったらしい。なるほど。

  • 日米合同委員会のことが出ていたが、かなり詳しく調べてあるようだ。

  • 2024-014
    フィクションでいいんだよね?っていうくらい、本当は日本でも、これに似た事案が起こってるのかも知れない。そして、そのことを一般人は知る由もない。

  • 読みやすいけど、少し物足りなかった

  • 法務官僚殺害の容疑者として、
    アメリカ人の殺し屋の可能性が浮上。
    警視庁警備局警備企画課のキャリア・隼瀬順平は、
    専任チームでの対処を上司から命じられるが……。
    「キンモクセイ」とは何か?
    誰が味方で、敵なのか?

  • 公安物を初めてでした。キンモクセイも途中から出てきて読み進めるうちに内容が分かった。後半はハラハラで楽しめた。今度は、土曜会の皆んなの活も読んでみたい。

  • 今野敏先生の警察インテリジェンス
    だれが怪しいのか主人公にわからず
    緊張感が最後まで楽しい作品です

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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