- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022650467
作品紹介・あらすじ
「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。
感想・レビュー・書評
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不穏なんだけど可笑しい。
自分も一緒にピーピングしているような感覚。
終盤 スピード感のある滅茶苦茶さが最高でした。
ツッコまざるを得ない。「●●お前なんやねんw」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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ハピアワさん、こんにちはー
私の本棚とコメントに疲れが出てますね笑
それでも昨日は比較的早く引けて、ちょっと寄るつもりの書店に、気づけば閉店...ハピアワさん、こんにちはー
私の本棚とコメントに疲れが出てますね笑
それでも昨日は比較的早く引けて、ちょっと寄るつもりの書店に、気づけば閉店時刻。どんだけ?新刊が並ぶ様を見てるだけでも、テンション上がる特殊な性癖ですね。
「何故だかずっとスルー…」なんかわかります。私はとんこつQAのやけに明るいジャケの買いから入りました。まったくイメージと違っていて、逆にすごいなと。
きいろいカーディガンを着た女を二度見するハピアワさん。しかも、毎回って笑、面白すぎます。まさかそんな目で見られているとは思ってもいない…いや、あえての着用もあるか…そのうち、後日譚もあれば聞きたいです(*´꒳`*)2023/09/16 -
´・ω・`さん(なんか違う、許して)
書店にちょっと寄るつもりが、ずっとなんでしょう?!わかる、わかる
特に大型書店はズボズボ沼
犬神家の...´・ω・`さん(なんか違う、許して)
書店にちょっと寄るつもりが、ずっとなんでしょう?!わかる、わかる
特に大型書店はズボズボ沼
犬神家の足さえも出て来れませんよ
(意味不明)
あの人´・ω・`また来てる。。。
もうずっといない?
新刊の所にまた戻って来た
なんだ、結局買わないんかい?
ナンテ店員に思われていますよ笑
そういう私もですけどね
とんこつQ&Aかあ。。。
今、レビュー読んでいたら気になり出しました
そのうち覗いてみようかと思います
それでは有意義な週末をお過ごしください♪2023/09/16 -
ハピアワさん♪ ズボズボ沼に犬神家って笑笑
同じ癖(ヘキ)をお持ちの方がいて、安心しました。もうね、何周もしちゃうんですよ。
とんこつQA...ハピアワさん♪ ズボズボ沼に犬神家って笑笑
同じ癖(ヘキ)をお持ちの方がいて、安心しました。もうね、何周もしちゃうんですよ。
とんこつQAは、まぁまたそのうち気が向いたらぜひ。貴重な週末にコメントお付き合いありがとうございます。
良い週末をお過ごしください(*´꒳`*)2023/09/16
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芥川賞作品ということで構えて読了
あれ?これミステリー小説?
何を書いてもネタバレになるが、後半ゾクゾク感が止まらなかった。
解説には,答えがないのが日本文学とある。
国語の歴史文学問題には答えがあるのにねぇー
『信用できない語り手』視点だけでは、正解を求めようとすると何処がで矛盾が生じる。
ミステリーとしては、バッシングを受けるが
純文学では答えのない玉虫色が歓迎されるのか?
ネタバレサイトには現代社会、ジェンダーとか小難しく論じているが
私は読み物として純粋に文書が読み易く、よい時間を過ごせて満足でした
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「黄色いカーディガン」のわたしが、「むらさきスカートの女」を執着的に追い、語る。“わたし”は、彼女の特異性、孤独感を見知り、そこに共感しながらも、どこか自分の優位性を考える。この二人は、時折、人格の両サイドとなり存在を混迷させる。二人の憑依と離脱に振り回されながら、ラストの恐怖感にたどり着く。
コミカルとも思える文脈で、異物感を書いて、読ませてしまう歪力。
そのまま、受賞者エッセイを読ませていただきました。カフカの絶望感に類似した感覚があるように思いました。 -
何年か前に図書館で手に取り借りてきて、表紙の不穏な空気に慄いて読まずに返した。
この度縁あってまた私の手元にきた。
観念して読む。
……………なんだこれ?
読み始めて最初の方で主人公は男かもしれないと思った。
ストーカーの話?って思ったら気味悪かった。
その後女性らしいと情報を得て、読み続けたがやっぱり付き纏う薄気味悪い感じ。
しかもこの主人公、社会人としてヤバくないか⁉︎という疑念。
むらさきのスカートの女もなんだったんだ…
結局なんだかわからないままに終わった。
…なんだったんだ?なんだこれ?
これに尽きる。
でもでも、そのあとのエッセイが面白かった。
「芥川賞とると友達ができると聞いたのですが、そんな素敵なことは私には起こりそうにありません」
って、ここ読んで、この人と友達になれそうな気配がぷんぷんした!
解説までちゃんと読んだけど、私にはちょっと分かんない!(面白かったの意を含む)-
翠さん、こんばんは♪
つい先日私も読みました!
そして、私もよくわかりませんでした笑
仲間がいて、嬉しいです(^_^)翠さん、こんばんは♪
つい先日私も読みました!
そして、私もよくわかりませんでした笑
仲間がいて、嬉しいです(^_^)2025/02/25 -
オミさん、こんばんは⭐︎
わーいお仲間〜ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノ
もう分からなすぎて芥川賞って一体なんなのよっ!ってなりました笑オミさん、こんばんは⭐︎
わーいお仲間〜ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノ
もう分からなすぎて芥川賞って一体なんなのよっ!ってなりました笑2025/02/25
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とても変わった面白い世界観の作品で楽しめました。
「むらさきのスカートの女」も不気味ですが、彼女を終始観察する語り手「黄色いカーディガンの女」がぶっ飛んでいます! -
今村夏子 著
今村夏子さんは何とも説明し難い、不思議な物語りを巧く描く、好きな作家さんです。
これまで読んだ作品がとても好きで、本作もこの言語化出来ないような今村夏子さんの世界観に浸りたくて、期待に胸を膨らませつつ作品を読みました。単行本だったし、スイスイ読めたのだけれど…今までの作風と随分違った印象を受けました。
第161回の芥川賞を受賞した作品だったんだって事も後から知ったのだけれどσ^_^;
なかなか面白い本ではあったが、タイトルのむらさきのスカートの女って…(・・?)
興味津々だったけど、何故この表紙なのか?
黄色いカーディガンの女とは…?
黄色いカーディガンの女の一人称で語られる物語り、やっぱり不思議な雰囲気のまま、話しは進み、不思議なまま終わる。
作風は違えど、やはり最後には取り残された感が残る。しかも、本作はエッ!(・Д・)と…今まで以上に狐につままれたような終わり方で幕を閉じる感じだった。
不気味という形容よりも、滑稽さの中の孤独なのか…。そして、自分はむらさきのスカートの女に普通ではない異常性を求めて読み進めていたのではないだろうか(´⊙ω⊙`)
普通とされるものの定義が分からないし、決めつけもよくないが、黄色いカーディガンの女は自分と共有出来るような友情と同じ個性を勝手にむらさきのスカートの女に求めて、むらさきのスカートの女の言動を通して動いてゆくけれど、実は…、、
何か妙で物事を気楽に考えているようなふしもあるが、無視されてるような、少し寂しいようにも感じられた。
本作は何とも異質な感覚も見え隠れする中、
今村夏子さんの作風に村田沙耶香さんの感覚を覚えた。
社会から見捨てられ、はみ出した境遇に置かれた女たちのうら哀しい姿と感情が伝わってきたような気がしました。
とりあえず、ミステリーなので内容は言えないのですが、構想がやっぱり面白くて、黄色いカーディガンの女のように、むらさきのスカートの女がどうなるのか追っていってしまうんだけど…
結局、私が追っていたのは、、
…ってことか…(・_・;)
ってことって、どうゆーことよ!と思われた方は本作を読んで下さいませヾ(´▽`*)ゝ
ナンテ、私は朝日新聞出版の回し者じゃないけどね(*≧∀≦*)-
ありがとうございます。
腰は9月下旬に内視鏡手術をして、何とか痛みが減って歩ける状況です。ぶり返さないで、と祈りながら過ごす毎日です。
ワー...ありがとうございます。
腰は9月下旬に内視鏡手術をして、何とか痛みが減って歩ける状況です。ぶり返さないで、と祈りながら過ごす毎日です。
ワールドカップは、テレビを壊れたまま放置しているため、観ていません。その分、読書と音楽を聴いています。
村田沙耶香さんの僕の一冊「しろいろの•••」は、hiromida2さんの本棚で知り、興味が湧いた作品です。新興住宅街の無機質な感じが漂う、インパクト抜群の作品でした。また、村田沙耶香さんの作品、読むと思います。ありがとうございます。
圧迫骨折でそれも病気の延長線上ということは気をつけるのも難しそうですね。どうぞお大事になさってください。
「十角館の殺人」、これもおもしろいですよ。会社の人に貸したら謝って捨てられて、数年後、「やるよ」とプレゼントされた、僕にとって奇縁の作品でもあります。「あれ?オレ、捨てられたグチ言ったっけ?」、「ん?聞いたような、聞かないような•••」みたいな会話があり、また数年後に読もうと思っています。
腰痛、本当に気をつけなければいけないのですが、僕の場合、転倒することも多いので、少し、自分でもバランス感覚を維持する、訓練をしなければ、と思っています。
hiromida2さんも、病気や副作用やいろいろな要因があるのかもしれませんが、さりげない動作に、充分ご注意くださいね。症状の悪化で痛みが増したり、体の自由が利かなかったり、というのは本当につらいので。
ワールドカップテレビ観戦、楽しんでください。2022/11/30 -
度々失礼致します⸜(๑⃙⃘'ᵕ'๑⃙⃘)⸝
shukawabestさんの以前のコメントでの
内視鏡手術のことも気になっていました。
無事手術...度々失礼致します⸜(๑⃙⃘'ᵕ'๑⃙⃘)⸝
shukawabestさんの以前のコメントでの
内視鏡手術のことも気になっていました。
無事手術を終えて良かったですが、
ホントぶり返さないよう気をつけて下さいね。
私はコルセットしてますが、それはそれで血流悪くなるし、かなり面倒です(◦︎•_•;◦︎)
テレビ壊れたまま放置( ˙-˙ ; )(笑)
ま、無ければ無くてもいいかもしれないです。
読書と音楽をより堪能出来ますよね。
そうそう「十角館…」のコメントも覚えてますとも。
貸した会社の方に捨てられて(!?*0*)えぇっ!!!!
驚きましたが数年後プレゼント?数奇な縁の本( ˊᵕˋ )
早く読みたい!楽しみです♪
まだ動けるのに、ちょっとした動作で痛みが(›´A`‹ )
なるようにしかならないお互いバランス感覚保ち
頑張りましょ୧( "̮ )୨✧︎(୨୧•͈ᴗ•͈)◞︎ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡︎2022/11/30 -
そうですか。
コルセットも”痛み”のケアと”保護”にはなるが、血流は悪くなる、のですか。むずかしいですね。
お互い、身体を大切にしながら、...そうですか。
コルセットも”痛み”のケアと”保護”にはなるが、血流は悪くなる、のですか。むずかしいですね。
お互い、身体を大切にしながら、できる範囲で楽しみましょうね。
いつも相手していただき、ありがとうございます。2022/11/30
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これは…不気味というか不穏というか怪しい雰囲気が冒頭から最後までずーっと漂ってました…。読後の感想はなんて言ったらいいのでしょう…。
でも先が気になるんです。読むのを止められないのです。
なんとか最後に、現実に戻る感じがするのですが、またすぐ怪しいループに入ってしまい、話が繰り返されるスタートを切っているような気がするのです…。こ、こわいかも…。
こわいけれども、毎日の生活って悲しいかないい人ばかりではなく、本当はこの本に出てくるような人たちが沢山いる集まりなんですよ、って言われているような気もしました。
賞をとられている作品っていうのは、読後なにか形や言葉に出来ない、考えさせられるものを残していきますね。
…いやそうではなく、私がまだまだそれを語るレベルにはきてないね!ということでしょうか…。
著者プロフィール
今村夏子の作品





