- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022650672
作品紹介・あらすじ
『むすび橋』『星巡る』に続く、幕末の江戸・八丁堀で産婆をする結実の成長を描く、シリーズ第三作! 結婚・出産・育児・仕事……いまも昔も、女の人生は決断の連続。 旗本の嫡男との駆け落ちに失敗し、身籠っていた子を産んだその日に里子に出されてしまった蝋燭屋・守田屋の一人娘、静。静はその後、親の言うままに番頭と祝言と上げ、男子を出産する。喜ぶ家族をよそに、浮かない顔のまま赤ん坊の世話をする静が心配になった結実は、静にある女性と話をさせることにするが……
感想・レビュー・書評
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結実は産婆としてはしっかりしてきたと思うんですが、色々人の機微に疎いのでなんだかまだまだ半人前の印象。とはいえ仕事がしっかり出来ているので安心して読んでいられます。
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このシリーズを読むのは2作目
順番は前後している
江戸時代の人情小説はどれも読んでも面白い
久しぶりの結実
読み始めて、多くのことがよみがえってきた -
若い産婆のすずと結美。
それぞれの結婚生活、子育てという環境の変化で、江戸の頃、女性の仕事として確立していたサンバという仕事が深く描かれる。
若い女性の心情や当時の時代性も描かれ面白みのあるシリーズ! -
章太郎の笑みには、歌舞伎にいっしょに行くことになってよかったという思いがこもっていると思った途端、はっとした。
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産婆の過酷な仕事ぶりに、リスペクトを感じた!
著者プロフィール
五十嵐佳子の作品





