- 朝日新聞出版 (2023年1月10日発売)
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感想 : 31件
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784022650832
作品紹介・あらすじ
初詣の帰り道、正月の終わりを感じて絶望し、バンドTシャツを着て「これで自分になった」と思う。季節の言葉や風物詩にまつわる気持ちと思い出をほのぼのとつづる、まぬけな脱力系エッセイ集。クスリと笑いながらも季節の行事が待ち遠しくなる一冊!
みんなの感想まとめ
季節の言葉や風物詩に寄り添いながら、ほのぼのとした気持ちを届けるエッセイ集です。著者の独特の脱力感が心地よく、ゆるっとした読み心地が魅力的で、共感を呼ぶ内容が多くの読者を癒しています。特に、大阪に住む...
感想・レビュー・書評
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ゆるっと読める、津村先生流の歳時記。
もう共感の嵐!!笑
まるでサンリオのぐでたまを見ているかのような…(めっちゃ失礼!(笑))
癒やし度満点。
大阪に住んでいると馴染みのある地名やイベントも出てきて、大阪人の私は更に親近感が湧きました。
度々行ってるイベントに津村先生もいらっしゃるのか…
お話してみたい(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「この世にたやすい仕事はない」を読んでから津村さんのエッセイを読んでみたくなり手に取りました。暦に関するエッセイで、津村さんの程よく力の抜けた感じが気楽に読めて良かったです。
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文庫になったので購入、再読。三宅香帆氏の解説もよい。津村ファンの思いをよく代弁してくれている。
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すーっと入ってくる文体がなんとも心地よい。津村記久子さんの著書はまだ少ししか読んでないが、ぜひとも注目して読んでいきたい。
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ひとつの話が2〜3ページのエッセイ集。スキマ時間にほのぼの。ゆるい感じが好きです
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津村先生が四季折々のイベントや季語にまつわる話を書いたエッセイで、ぐるりと一年分
お人柄を表すかのような、ゆる~とのんびりした気持ちになれます
津村先生のエッセイのこの軽快な語り口が読んでいて心地いい -
季節の思い出をつづったエッセイ。絵がカワイイ。
子供の頃の思い出って、大人の今より季節との結びつきが強いような気がするな。ちょっとしたことって忘れてしまうので、印象に残っていくのがシーズンイベントになっているとも言える。そういった、夏休みやお正月のことなんかを思い出したり、少し前の会社勤めの頃あたりを思い出したりしながらすすむ。
苦手なのに避けられない『緊張のオシロイバナ』や、好きすぎて距離感が分からなくなっている『ツバメの縁結び』とかがおもしろかった。
あと「チョコレートは「チョコレート」という独立したジャンルであるように見受けられる」というのに、なるほどー、となった。 -
2024.3.11
読んでいて心地よいエッセイでした。至る所で大爆笑!というわけではないんだけど、面白かった。
「卒業のやけくそ」がすごく好きです。 -
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季節のことばをテーマに据えて
徒然に綴られるエッセイ集。
大阪人らしいツッコミ精神に支えられたユーモアと
ほどよい倦怠感がクセになる読み味。
夏とこんなに長話ができるからこその
こよみエッセイだなー、と。
各章のタイトルを見返すだけでもほっこりした気持ちになれる本です。
あと、昔はもっとずっと季節が豊かだったことに少しの寂寥感も感じたりします。 -
まるで友人の日記をこっそりと読んでいるような気にさせられる、親近感爆上がりエッセイ。
クスッと笑えたり、わかる〜と共感したり、そこ気にする?!とツッコんだり、気軽に読めるのでちょっとした休憩時間や通勤電車で読むのに最適。
個人的には、「非成果主義的GW」での”休みに対する成果主義を突き詰めると、海外旅行に行きつくのではないか。”という指摘について、一海外旅行好きとして、うーむ、これは痛いところをつかれたなと唸ってしまった。 -
クスリと笑ってしまう、表現力。
ただ、筆者もあとがきに書いているように、思い出話が圧倒的に多く、ちょっと飽きてしまった。 -
津村記久子さんの文章には毎回笑わせてもらえるので、大好きなのですが
この作品もちょっと斜め目線から描かれる日常がクスッと笑えて面白かったです。 -
津村さんの淡々とした、過剰に盛らない誠実な文章が好きだ。ただ時折、淡々とし過ぎて眠気を催すことがある。本書は少々退屈な印象を持ったが、作者の飾らないひととなりを知ることができた点はよかった。
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著者のことを初めて知ったのはJsportsの "FOOT" という番組にゲスト出演されてJリーグのサポーターについて語られていたを見た時 (それにまつわる著書もあり)。視点の面白い人だとおもっていたけれど、小説をあまり読まなくなっていたので手に取る機会はなかったが名前は記憶していたので、書店の店頭で平積みされていたこの本のタイトルに惹かれて落掌。
タイトルの通り、12ヵ月毎に季節感があるようなないような、いい意味で緩い著者の生活体験エッセイ。独特の雰囲気のある文体を持っていて、不思議に引き込まれてしまう。別のエッセイも読んでみたいとおもいつつ、まだ果たせておりません。 -
四季の風物をネタにしたエッセイ集。
日常の諸々にツッコミを入れる可笑しな文章、を読みたくて買った。その面でも期待どおりだったのだが、じっくり読み返してみると、のどかな話の合間合間に、そこはかとなく寂しさの漂うくだりがある。暑い暑いと言っていた日の帰り道にふと涼風が立つように。
あとがきで著者自身が「まぬけであるのと同じくらい、昔のことを思い出している」(p287)と言っているとおり、特に子供の頃の思い出に関わる話が多い。世代が近いのだろうか、読んでいると自分も無意識に自分の記憶を探って、似た色合いのものを引っ張り出してしまうのかもしれない。思い出は、楽しいものであっても、過去である時点でうっすら寂しい。
解説でも「津村さんの小説を読むといつも自分のみみっちい想い出を頭の片隅で回想してしまう」(p291)と評されていて、なるほどと腑に落ちる。 -
津村記久子さんの文章を読むと、「あの感覚は恐怖だったのか」とか「考えてみるとあの時自分は辛かったのかもしれない」とか、自分の感情を思い出す。
でも、同時に、そこまで大変なことではないような、流れる日常の一部でしかなかっなと慰められる。
著者プロフィール
津村記久子の作品
