殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2024年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022651532

みんなの感想まとめ

猟奇的な殺人事件を描いたこの作品は、深川署の刑事たちが織り成す緊迫した捜査劇を中心に展開します。主人公の尾崎と美人刑事の広瀬は、次々と発生する奇妙な事件に立ち向かいながら、広瀬の過去に秘められた謎にも...

感想・レビュー・書評

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  • 麻見和史『殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル』朝日文庫。

    新シリーズ。

    謎に包まれた惨殺された被害者の関係、なかなか見えぬ犯人の姿、何故犯人は猟奇的な殺人を続けるのか……

    タイトル通り『殺意の輪郭』が少しずつ明らかにされる、相変わらずリーダビリティの高い警察小説だった。


    深川署管内で起きた奇妙な殺人事件。被害者はパートで運送会社で働く手島恭介で、土中に埋められ、何故か溺死していたのだ。深川署の刑事、尾崎隆文はモデル並みの美貌の女性刑事、広瀬佳純とコンビを組み、捜査にあたる。しかし、広瀬の様子が明らかにおかしく、尾崎は捜査の傍ら、広瀬の行動を注視する。

    そんな中、第二の殺人事件が発生し、今度は飲食店で働く白根健太郎が両眼を抉られた死体となって発見され、犯人から犯行を自供する手紙が届く。そして、突然、第三の事件が発生し、あろうことか深川署の菊池信吾警部補が殺害される。


    最近、殺人事件のニュースが多いような気がする。今朝の情報番組では3件の殺人事件と1件の殺人未遂事件を報道していた。これまでは殺人事件と言ったらせいぜい1日に1件あるか無いかだったのに未遂事件も含めて4件とは異常事態である。理由は分からないが、日本人の本質が変わり始めているのかも知れない。

    本体価格800円
    ★★★★★

  • 深川警察署刑事課の尾崎は、猟奇殺人事件の捜査にあたり、美人だがとっつきにくい広瀬と相棒になる。
    似ているような殺人事件が、立て続けに起こり最後には捜査にあたっていた刑事までもが…。

    刑事物としては、やはりキャラクターの濃い奴や味のある奴に注目するのだが、今回は美人だが最悪な印象の広瀬が刑事としてどう振る舞うのか…気になった。
    どうも苦手な性格だと思いながらもどうやら過去にあったことで、警察内でも単独行動を取りがちになるんだなと。

    事件としては、猟奇的な部分が相当恨みを持っているからだろうと思っていたが、やはり…となる。
    まさか不幸な偶然が重なったとは想像できなかった。





  • 麻見和史さんの作品、久しぶりに読みました。
    連続ドラマWから水晶の鼓動や蝶の力学の殺人分析班シリーズも、文書捜査官シリーズも途中までは追いかけてましたが今はどこまで読んだかわからなくなっちゃいました(^^;;
    今回は新シリーズで、尾崎、広瀬ですが、2人ともなんか愛着が湧かない笑
    単なる好き嫌いです。

    尾崎にも広瀬にも(特に広瀬)解明したい過去の事件があるのでこの先面白くなるかもしれないです。

  • 猟奇的な殺人はなぜ起きたのか、どんな繋がりがあるのか、謎が謎を呼ぶ物語でした。
    謎解きは詳しく説明されるので、分かりやすかったです。
    ただ読み終わった後は、モヤモヤ感が残りました。

  • シリーズ第一弾
    タイトル通り猟奇殺人捜査なのでグロいのが苦手な人は読まない方が無難です。
    まずは新シリーズなので警察署内の人物把握、人間関係があってそれと並行して事件が発生。また主人公のコンビが抱えるそれぞれの過去の事件も気になる。
    警察小説なので少しずつ真相に近づくのですが…。コンビの相方がなかなかの癖強でイライラしながら読みました笑
    次が早く読みたい!面白かったです!

  • 猟奇殺人を、尾崎と広瀬コンビが捜査にあたる新シリーズ。
    広瀬の掴みどころのないキャラクターで、好きにはなれないかも

    今後のこのコンビの成長も面白さがあったので
    次作も楽しみです

  • 読了。

  • 麻見さんは謎解き系刑事小説と思って読んでいるので話が二転三転しながらも事件が解決していく下りを読むのが好き。
    時々、推理に無理がないかー? って思うときもあるけど。
    これはところどころにヒントがちりばめてあったのでつながりを気にかけながら読了。
    主人公の相方の刑事がいまいち隙になれないタイプだ。
    塔子さんは好きなのだけど文書解析の夏目は大キライ。
    この人も好感を持てなさそう。

  • 被害者の死因は、土中での溺死……。思いも寄らぬ方法で人を殺めた犯人は、猟奇的な手段を用いて立て続けに犯行を重ねていく。刑事課の尾崎は、美貌の広瀬とバディを組んで捜査に臨むが、彼女の行動に不審を抱きはじめ……。

  • 新シリーズ、人間が変われど警察内部のリアルな
    やり取りの記述が独特な麻見センセの世界である
    警官志望の理由が今後も物語のキーになる
    (別の文書捜査官も長年懸案だった事件が解決)

    とは言っても、犯人が家族の事件への執念が増し
    拗れて調査のため反社に接近し復習に走るか・・・

  • 麻見さんの新シリーズということで図書館で借りた。


    相変わらずの猟奇的な殺人が立て続けに
    土に埋められ溺死のケース、目ん玉を刳られたケース、ケチャップとソースで味付けされた土を口の中に押し込まれたケース等 なかなかな惨劇。 現役警察官が殺されるのも衝撃。

    犯人の動機には多少同情の余地はあるが、若干の八つ当たり感も否めない気がした

    あと、主人公尾崎の相棒である広瀬があまり好きになれなかった。

    続きがありそうな余韻はあった。

  • #読了
    2024/8/23
    殺意の輪郭/麻見和史

    面白かった。読みやすくてするする。しばらく麻見和史さんシリーズで読んでいくのもありかも。石の繭とか読んだのすごく昔だから忘れてる。新シリーズってことは今後も続くのかな。期待。

  • 新シリーズ
    この作者をすべて読んでるわけでは無いのですが、つい購入してしまいました。

    主役?クラスの女性刑事が嫌な感じで、危うく挫折しそうになりました。嫌な感じは途中からマイルドになりますが、登場人物をクセ強にするのは好きではありません。

    最後まで犯人が出てこないスタイルで、刑事側の視点のみで進むので、わかりにくさはあります。が、面白さはこちらの方があるのかなという感じ。

  • この先が楽しみなシリーズです。美人でミステリアスな広瀬さんと真っ直ぐそうでいい男そうな尾崎さん、どうなっていくのだろうか?

  • 警察内部の動き、広瀬との関係など丁寧な説明はわかりやすかったのですが、事件の方は少し呆気なさがあったような気がしました。

  • 続きが気になって数日で読んでしまいました。面白かったです。女性キャラが苦手という意見もあるようですが、私は特に気になりませんでした。ちなみに、動物は死にません。

  • 事件どうこう以前に、相棒の女刑事の舐めた態度、どうにかならんか!?単純に嫌いだわ、この女。11係の如月さんを見習え。

  • 20250925

  • 普通に面白いし、こういう事件を通して訴えかけるのはなかなかいいね。
    2944冊
    今年172冊目

  • 尾崎隆文と広瀬佳純が奇矯な殺人事件を捜査する物語だが、広瀬の特異な言動とそれに翻弄される尾崎のやり取りが楽しめた.次々と事件が発生し、犯人からは犯行声明が届く.身内の警察官も殺害されたが、地道な捜査が次第に効果を表していく過程も面白かった.広瀬が情報提供を受けている協力者の存在に疑念を感じた尾崎の発想が事件の全貌を明らかにするが、息子が惨めに殺された男の復讐が原点にあった.一気に読ませる筆力は素晴らしいと感じた.

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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