吸血鬼ハンター“D” (朝日文庫 き 18-1 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 106
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022655004

感想・レビュー・書評

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  • この時代のジョブナイルを読むのも、朝日文庫を手に取るのも初めてです。

    主人公最強(クールな超絶イケメン)でヒロインも敵役も美人揃い、銃や魔法、吸血鬼や魔獣が出てくる王道ファンタジーかと思いきや超科学文明が発達した未来設定!・・・なのに西部劇さながらの退廃的な空気が漂っている、いろんな要素が詰まった濃~い一冊でした。
    ものすごく個人的な印象として、荒木飛呂彦さんの「ジョジョの奇妙な冒険」に通ずる濃さを感じました。

    読んでいてところどころ引っ掛かりを感じる文言(「貴族には滅びる《デストロイ》とあてる」「少女、危うし!」)や、登場人物が心中を語っているところに突如第三者(筆者)視点が入ってくるところがありましたが、筆者と一緒に楽しんでしまえば最後まで気持ち良く世界観に浸れます。

    天野喜孝さんの美麗イラストと菊池秀行さんの文章が微妙に同期が取れていないところを見つけるのも楽しいです。(天野さんは太眉描かないのかな…)

  • 未来もので攻撃装置の仕組みがよく分からない時もあった。。
    そしてものすごく長いシリーズ物だという事を読んだ後に知った。。。

    頑張ろう。

  • 全く予備知識なく読み始め、それなりに読み終えられたけど、残念ながら面白くもなかった。古いからだろうか?

    文体も雰囲気も明らかに古い。
    前半は、80年代前半の劇画調のアニメ、具体的に言えば北斗の拳を連想しながら読んだ。(北斗の拳、ちゃんと見たことないんだけど、初期はたしかドリスたちのような立ち位置の姉弟が出て来てたよね)

    中盤以降は独特の文体がさらにひっかかってきた。
    「少女、危うし!」とか、「一体誰?」とか、書いてる側がひとりでノリノリなのかなとしらけてしまった。

    話の筋としては、雇われハンターが目的の吸血鬼を退治して消えるまでという予想内のもので、そこはわたしとしては好感が持てるのだけど、
    左手によって蘇生されるってのがチートな感じがしてちょっとがっかり。


    シリーズがたくさん出ているようだけど、わたしは1巻で終わりかな。

  •  「2009年1月30日 新版第2刷発行」版、読了。


     作者の「吸血鬼ハンター」シリーズ第1作目です。


     自分ははこの本作のアニメ版を見て、それからソノラマ文庫版を読了後、かなりの年数を越えて、久々にこの本を手に取りました。


     とはいえ、一番最初に見たアニメ版の印象が強烈に強く、ソノラマ文庫版の原作を読書していたときも、原作独自の設定や構成がなかなか自分の中で消化できず、この原作の印象がぼやけてしまった覚えがあります。アニメ版ではヒロインのドリスは金髪だったけど、この本作では黒髪とか。


     そのアニメ版の呪縛からもようやく離れて、この朝日文庫版では初めての、本作を改めて読み返してみたところ…主人公のDの若々しさがそこかしこに醸しだされていて、アニメ版の安定したカリスマ性からややずれていたことが新鮮でした☆


     あとリイ伯爵。本作登場時が3757歳で、一人娘のラミーカが3727歳。単純な引き算で伯爵が30歳の時の娘さんからそれ以降、ずっとずーっと父娘二人家族…だったのかどうかはわかりませんが「結果的に3700年もの間、嫁さん一人だけな印象とか…どんだけ美人だったんだww そして伯爵視点でみたら、なんだかその3700年間、ものっスゴイ昼ドラ的な展開が浮かんだのは自分だけ?ww」とか、妄想してみたり(^-^;;


     あとは、Dの背中の長剣とか抜きづらくてかなわないんじゃあ…とか、思いつつもクライマックスの白刃取り! 読みごたえは昔のままでした☆


    そういや、最近の剣術アクションで白刃取りなんて見かけない印象があるなあ…と、思いつつ。


     朝日文庫版で、現在もなお続いている、この「吸血鬼ハンター」シリーズもチェックしていこう…と、思った次第です☆

  • 西暦12090年
    吸血鬼は”貴族”として人類に恐れられていた。
    そして、その貴族に血を吸われたものは、死に至るまで血を吸われるか
    貴族の一員として迎えられるかだった。

    そして、その貴族の口づけを受けた少女ドリスは
    その血を吸った貴族を退治すれば、どちらの運命からも逃れられるため、
    貴族を倒すためにハンターを探していた

    そんな時、ドリスの住む村を通った
    ハンター”D"に出会う。

    ”D"は凄腕の吸血鬼ハンターとして名を馳せるダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)だった。

    子供の頃は、単純に強い”D"が貴族を討つという活劇的なところが面白かったとおもうのだが、
    歳を経て、読み返してみると
    吸血鬼を恐れながら過ごす人々など、人間の心情や吸血鬼たちの苦悩などがとても面白く感じた。

  • Dシリーズ第一巻です。天野さんのDがカッコイイのです

  • この小説はまだ高校生だった頃、友達に誘われて見に行ったアニメ映画の原作でした。映画館にはなんと、ヒロイン役の声優さんも挨拶に来られててびっくりした記憶があります。(北海道は札幌の某映画館)
    映画を見終わってこの小説を友達から借りて読んだのがきっかけで、菊地秀行さん(原作著者)、天野喜孝さん(イラストレーター)、そして塩沢兼人さん(声優)という偉人が心に刻まれることになったのも事実。
    最近思い出してもう一度読みたくなり、ネット書店で購入しました。
    やはり小説表紙のイラストはこれですね、Dの完全無欠の容貌がビンビン伝わります。(笑)
    一度読んだ小説でしたが " D " の活劇を脳内にフルで思い描き楽しく読むことができました。
    本の感想にならないで自己満足自己完結のレビューですがお許しください。

  • 090509(m 100823)

  • 切っ掛けは 映像のほうでした。そちらが面白かったので。

    和製ファンタジーは映像化してあるものの方が好みです。
    単に、私のイマジネーション能力が足りないのでしょうか。。

  • 吸血鬼ものは、やはりここから。
    登場するキャラクターの根底もしっかりとされていて、魅力的。
    文章の言い回しも物語の繊密さも素晴らしいです。

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