D-薔薇姫 新版 (朝日文庫 き 18-10 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 8)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022655097

感想・レビュー・書評

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  • 吸血鬼ハンターシリーズ第八作目。
    「姫」は最後まで名前がありませんでしたが、名前など要らなかったのかもしれません。四騎士に守られ、四騎士を実は守っていた孤高の「姫」です。妖艶なのに茶目っ気たっぷりで、最後には・・Dと壮絶な闘いを果たします。
    エレナも気丈で男勝りで弱くもあって、だから最後はああなってしまったことを残念に思ってしまいます。作品に対してではなく、エレナというキャラに対してですが。
    Dもこれほどまでに凄絶でなければ次回作は乗り切れなかったかも?
    凄味が増したDにはDの掟があるんだな、と、借りの返し方やエレナの処し方に現れていると思いました。面白かったです!

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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