吸血鬼ハンター22 D-悪夢村 (朝日文庫ソノラマセレクション)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.22
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本棚登録 : 139
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022655332

作品紹介・あらすじ

山津波で宿を追われた旅人たちが辿り着いた丘の上の村は、かつて貴族と外宇宙生命体とが死闘を繰り広げた古戦場であり、"神祖"が作った実験場に隣接していた。過去を留めたまま眠りについていた村と貴族の城塞は、旅人を迎えて突如目覚め、村にOSBを素材にした合成生命体が徘徊しはじめる。一行のパニックが頂点に達した時、Dが現われた。圧倒的な人気を誇る"吸血鬼ハンター"シリーズ、書き下ろし最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに分かりやすい話として、全うしているストーリーとなっている。風呂敷を広げ過ぎていないので畳みやすかったが、貴族とD以外の人間の造形がいまいち。主要人物の望みが何だったのかが分かりにくい。いつものストーリーではDの口元を変えるのはけなげな子供か少女だが、貴族というパターンは初めて。この貴族は筆者のお気に入りになったのだろう。

  • 「山津波」から始まる密室サスペンス。
    Dの約束事として、ひとつのシリーズに登場した貴族に二度目の登場はありませんが、グレイランサー卿はもう一度出てほしいですねえ。

  • 相変わらず、Dの正体はおあずけで、前半の伏線などがうまくまとまらないまま、後半はどたばたと決着。
    もういい加減、完結に向けて進んでもいいんじゃないかな。

  • Dシリーズで久しぶりに話が進んだような気がした。神祖との再会の日は近いと思って良いのでしょうか。そろそろ完結に向けての最終章へ向かっても良い時期だとは思うのですがねぇ。

  • 22巻。相変わらずの強さインフレでよく破綻しないものだ。
    そしてよくネタが続く。さすがとしかいいようがない。

    とはいえ、いろいろと縛りを考えないといけないわけで
    今回の手はある意味最終手段に近い気がする。

    そろそろ左手の正体教えてほしいところなんだが。

  • 2010/09/28購入

  • 内容紹介
    山津波で宿を追われた旅人たちが辿り着いた村は、かつて貴族と外宇宙生命体とが死闘を繰り広げた古戦場であった。過去を留めたまま眠りについていた村は、旅人を迎え、突如、血を求めて目覚めた。そして雨に煙る村に不気味な人影が現われるや、旅人は音もなく消えていく。パニックが頂点に達した時、Dが現われた。圧倒的な人気を誇る〈吸血鬼ハンター〉シリーズ、書き下ろし最新刊、第22弾登場。

  • 吸血鬼ハンターシリーズの第22弾。今回は、いつもとは少し違った感じの展開。Dの旅はまだまだ続く。。。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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