観用少女 1 新版 (ソノラマコミック文庫 か 38-1)

著者 : 川原由美子

• 朝日新聞出版 (2008年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[alstroemerialilyさんの感想 · 2009年2月10日]

ミルクと砂糖菓子と愛情を糧に育つ、とてつもなく高価でこの世のものとは思えないほど美しい観用少女（プランツドール）たち。彼女らに魅せられてそれぞれの不思議な運命をたどる登場人物らのように、私はこのコミックの美しさに魅了されています。人形という題材の耽美さだけでなく、物語の美しさも秀逸です。愛憎や悲哀という人間の持つ様々な感情と、それに影響されるドールが織り成す世界観が本当に素晴らしいです。ふとした瞬間に手にとって読まずにはいられません。絵柄は古めの絵柄ですがとても綺麗です。とにかくお勧めのコミックです。「いかがでございましょうお客様」（笑）

[せ。さんの感想 · 2013年3月29日]

再読。文庫版でも出てたのですね。
ミルクと砂糖菓子と愛情を栄養として生きる美しいプランツドール。
絵柄と話がすっごく合ってる。世界観が美しい。
2巻のメランコリィの花冠が好き。

[綸子さんの感想 · 2008年9月22日]

漫画なのですが…
とても高価で美しい、プランツドールと言うお人形。
でも生きているのでお世話をしないと枯れてしまうとか
身の回りの物も贅沢にしないといけなかったり
色々と大変そうなのですが、自分だけにしか
微笑んでくれないと言うのがとても魅力です。
絵もとても美しく、一話完結ですがどのお話も
悲しい話、背筋の寒くなる話、ちょっと笑える話
心温まる話…等など、とてもよく出来ていると思いました。
私は文庫版で全二巻購入しましたが、コミックスや
愛蔵版もあるのですね。

[アルエさんの感想 · 2008年6月16日]

生きた人形、観用少女。
もし実在するなら欲しいと思わずにはいられません。

[りつきさんの感想 · 2008年4月8日]

泣いてしまうくらい悲しい話も、元気が出る明るい話もちょうどよいバランスで収録されています。

[水草さんの感想 · 2008年4月4日]

日々がいとおしくなる。
何かしてあげたくなる、そんな存在に傍にいてほしくなる。

[ヤナセさんの感想 · 2008年2月19日]

かわいい