雨柳堂夢咄 其ノ1 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-1)
- 朝日新聞出版 (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022671301
感想・レビュー・書評
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小説版を読んだら本家が読みたくなり、とりあえず手元にある6巻まで再読開始。
覚えているお話とまったく覚えていないお話があって、本当に久しぶりに読むなぁとしみじみ。
グラント先生ってこんなに早くに登場していたのか。
蓮のミステリアスさは初期のほうが濃い気がする。その反動か、「我儘な名品」のユーモラスなお仕置き(?)や、「太郎丸」の太郎丸ゆたんぽ、「夜の子供」の唐子たちの愛らしさに心つかまれる。
雨柳堂の骨董は訳ありすぎて、とてもじゃないけど手元には置きたくないものばかり……だけど、ああ、太郎丸!可愛すぎる太郎丸のゆたんぽはぜひとも欲しい!
10話収録
花椿(カメリア)の恋/宵待ちの客/十四夜の月に/我儘な名品/花に暮れる/太郎丸/金色の鳥/朝顔写し/はつ恋鏡/夜の子供詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★4.0
祖父が営む骨董屋・雨柳堂で、たまに店番を担当する蓮。物に情が移るのは少し怖いところがあるものの、成し遂げられなかった思い、誰かの心を軽くするエピソードが多く、読後感がとても優しい。それは、時に恋愛、時に友情と様々。全十話のどれもが素晴らしく、甲乙つけ難い感じ。そして、蓮は物に宿る精や思いを視覚的に認識できるけれど、彼の祖父はそれほど能力がなさそうなのが面白い。てっきり祖父譲りの能力なのかと思ったのに。また、舞台設定が大正時代くらいで、女学生の袴等、レトロ好きには堪らない。 -
かわいい話はほんとかわいい。奇を衒わず面白いってすごい才能だ。
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不思議な骨董屋さんのお話。好き。
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和モノ。
とっても、好きな漫画。
キーワードは、
和 アンティーク 骨董 妖 あやかし 人情 伝説 伝承 工芸 職人。。。などなど。
異世界で過ごしたい時などに良く合う本。 -
前から読みたかったからそろそろ文庫を買おうと1巻。過去に読んでたのを今更思い出した。しみじみとおもしろい。
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絵も美しくストーリーも抜群におもしろいです。
大好きなマンガです。 -
絵が綺麗。そんな表現がとても良く似合う作家の1人。
骨董屋に持ち込まれる品にまつわる不思議な話しも好みだった。
短編で読みやすく、後味の良い話しで纏められているのも
良かった。特に一番最後の話「夜の子供」は印象的な話しだった。 -
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