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- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022671318
感想・レビュー・書評
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収録順と前後するけれど、まずは「京介氏の災難」。
タイトル通りすぎて笑ってしまう。うん、京介さんってこういう人だよね。
そして「白露の壺」にて青さん登場。
初登場回が一番悪い顔してますね(笑)役どころも一番「悪党」かな。
哀しくも美しい「瑠璃の鱗」。清姫にも蛇にもなれなかった紫紅も、せめて絵の中だけででもと願ったご主人の想いも、哀しい愛だなぁ。
「猫王」はどこかの民話のよう。猫の王の凛々しさが、最後の和尚さんのとぼけたお顔で吹き飛ばされる(笑)
猫の王もいいけれど、この巻はなんといっても「おもかげ行灯」の子狸!かわいいーーーっ♪怖がりだけど心優しい芳春さんもかわいい。
10話収録
昼さがりの訪い/雛の宵/猫王/白露の壺/京助氏の災難/月の花影/過去の破片/蔵の中の姫君/瑠璃の鱗/おもかげ行灯詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作中にこんな言葉があった。
「すべてに説明のつく現実をあてはめる事もない
夢のままでいいものもある」。。。本書を読んでいると
まさにそういった作品が多く収まっており、読了後は
夢を見ていたような、不思議な気持ちになった。 -
昼さがりの訪い、雛の宵、猫王、白露の壺、京助氏の災難、月の花影、過去の破片、蔵の中の姫君、瑠璃の鱗、おもかげ行灯、
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