雨柳堂夢咄 其ノ3 (ソノラマコミック文庫 は 28-3)

著者 :
  • 朝日新聞出版
4.10
  • (12)
  • (10)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 76
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022671325

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 和楽器と古典芸能好きなので、「寒月の笛」でまず引き込まれ、「夢を見る蔵」では人形浄瑠璃のお人形が出てくるという好物だらけの巻。
    (文楽人形と書いてあるけれど「文楽」の人形かは疑問……ま、細かいことはおいておこう。)
    ロマンチックな「秋草闇」。
    悲恋には違いないのに、二人が幸せそうで余計に切ない。
    蚊帳ってほとんど見たことがないのだけど、友禅に絵を描いたような凝ったものがあるのかと驚き。特別なものにだけでなく、日常のお道具にも意匠をこらすところに日本の美を感じる。
    ロマンスといえば「橋姫」も。
    没落したお家のために新興の成金と取引として「形」だけの結婚をする……苑子と葛城を主人公にハーレクイン的なお話が一本書けてしまいそう。そして増える屏風に頭を抱える蓮に笑ってしまう。
    「夏の盃」のお酒が飲めぬ~と大泣きする布袋さんも可愛らしい。

    とどめに小野不由美さんの素晴らしすぎる解説。
    今後もし誰かに、雨柳堂ってどんなお話?どんな魅力が?と聞かれたら、迷うことなくこの解説を差し出すことにする。

    本当にお気に入りの8話収録
    寒月の笛/桜の国にて/秋草闇/菊花の君/夢を見る蔵/橋姫/夏の盃/つなぐ手

  • 橋姫、最高!

    だんだん「あいつら」が勝手に動き喋ることが多くなり、蓮は狂言回し的な立場になりつつある。

  • 寒月の猫、桜の国にて、秋草楼、菊香の君、夢を見る蔵、橋姫、夏の盃、つなぐ手、

全5件中 1 - 5件を表示

雨柳堂夢咄 其ノ3 (ソノラマコミック文庫 は 28-3)のその他の作品

波津彬子の作品

ツイートする