- Amazon.co.jp ・マンガ (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022671981
感想・レビュー・書評
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いつもながら、ストーリーが1回で理解できない(笑)
だけど面白い。 -
石段の底
赤将軍到来
名前のない子供
別室の客
亀裂の家
取りかえ子
毒の皿 -
どの話も結構怖い。
二つの話が同時進行するパターンが多いが、どの出来事がどっちの問題点なのか分からないような構成。そこが面白い。
誰の言うことが本当なのか。
誰も正解を知らない、という現実を考えさせられる。
「石段の底」
弟を可愛がる母親から執拗な電話を受けている男の人の話。
石段を登り続けて出られなくなりそうになる。
「赤将軍到来」
尾白と尾黒の住宅問題。
引っ越し先の住人が木を切ろうとしてるのでそれを阻止する妖魔達と、それとは別の妖魔に取り憑かれた女の人の話。
「名前のない子供」
死人の行列の話。結婚前の祖父がそれを途切れさせ、邪魔された鬼がその後律のところに現れるが赤間が助けてくれる。
「別室の客」
婚約者に去られた、おばと住む女性。友人と出かけた先で彼女だけ怪我もなく助かる。その事がきっかけで以前にも自分だけ生き残った事があると思い出す。
「亀裂の家」
トラブル物件を扱っていた開が再び失踪する。
物件のトラブルは結局青嵐が食べて解決するが、開は戻ってこない。
「取りかえ子」
千里眼を持つという人のところに開の事を相談しに律が行く話。
「毒の皿」
開は死んでいるかもしれない可能性を考える環が、連絡がある度に身元確認をしに行く。
そこで見かけた所持品とされる皿が返しても捨てても環の元に戻ってくる話。 -
契約きれて、ハラハラ感が↑。
どうなるのかしら、しかも開さんが…おばあちゃんの心労いかに。 -
登録し忘れたので、今更ながら。いつも新刊が楽しみです。青嵐との関係が変わってしまったので、ちょっと目が離せません(^^)
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時々、登場人物の見分けがつかなくなるのが困りものだが、今回も人の「生きる」ことをあれこれと考えさせられる短編集。
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開さんが見つからない!
どこ?と探す先で出会う妖魔たち。
環さんは至極全うな人だと思う。