羽衣幻視 (朝日エアロ文庫)

著者 :
制作 : THORES柴本 
  • 朝日新聞出版
2.00
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本棚登録 : 15
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022683113

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】人工知能が人類を管理している近未来──局地的なコンピューターのシステムエラーで命を落としかけた高校生の少年を救ったのは、球体関節を持つ人形の少女だった?『ザ・サード』の著者が人間をめぐる機械と人形の対立を描いた、アクション巨編!

感想・レビュー・書評

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  • ザ・サードで星野さんファンになり、久しぶりの新作!と手に取ったものの。なるほどなるほど……これは評価に迷う(苦笑

    サードを読んだことがある方なら「ああ、星野さんってばこの一冊に趣味をぶちこんだのだなぁ」と思うはずです。
    個人的には嫌いじゃないのですが。
    でも星野作品が初めての方にはお勧めできないかなぁ。

    巨大な人工知能システムの恩恵を全人間が享受する――もとい、システムに管理された世界。その中で起きる異変。と、世界観自体はSFでは割とスタンダードなものだと思います。
    なのですが、うーん。あっちこっちに広げ過ぎたのかな。

    冗長に感じてしまうところがちらほらあったので、話がなかなか進まない…と思ったらあれ、急に加速して終わっちゃったという感じです。(しかも説明が不十分)

    わざと真相をぼやかしているような書き方は、読者の想像にお任せします、ということなのかな。続きが出るとは書かれていないのですが、このもやもや感を晴らすためにもぜひお願いしたいですね。今作は壮大な物語の序盤だと思いたい。せっかく人形四姉妹が魅力的なんだもの。

  • なんと書き出せばいいか分からないまま、読了。

    まず、一文一文が短過ぎて息継ぎばかりで疲れた。
    無駄と感じるようなカタカナとアルファベットの乱立。
    かと思えば、場面展開が多数あるものの、具体的な時間や場所等の設定が見当たらず、それぞれに人が入れ代わり、統一性のない物語になっている。
    あらすじにある航空機事故というのも何故起こるのか理由が分からないまま放置、冬と遼那の不可思議な体験も意味が分からず、球体関節人形の四姉妹も何故存在しているのか、全てにおいて???な状態では読んでいても楽しくないし、何を言いたいのか分からない。
    っていうか、主人公って誰???

    終いには、人工知能TISS内で時間移動出来るとか、肉体があるのかないのか、本当に訳が分からない。
    近未来SF長編と歌っているから、先を思っての伏線だらけなのか、にしても、何か一つでも明確な結果として位置付けておかないと、何が言いたくてこの刊が成立したのか理解出来ない。

    果たして、これで次刊が発売出来るのか知らないが、あまり興味を持てる内容ではなかった。

    イラストを手掛けられたTHORES様に免じてのなけなしの☆一つ。

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