- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022683120
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】北海道のハーブ園に住む自称魔女の卯月杠葉は、他人の感情と嘘を見抜く力を持っている。彼女の下で働く俺は、訪れるお客の抱える悩みを解くことになり……。「櫻子さん」シリーズ著者のキャラミステリー。今回も北国の美味と謎があふれています。
感想・レビュー・書評
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良い
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厳原教授と杠葉さんの関係、本人達は『問題なんかない』って言っているけど、傍から見れば世間知らずの紅葉さんを囲っているって誤解されてもしかたないよね。
犬居君も放っておけばいいのに、とは思うものの放っておけないんだろうねぇ。 -
面白かったけど、前作の方が良かったかな。
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いろいろと挫折した結果訪れた北海道で、ハーブ農家の手伝いをしている男性のお話。経過としては挫折が入るけど、今ここにあるのは、決して「失敗」ではないなあ。太田紫織さんはいくつか作品を出されていますが、「櫻子さん」とこのシリーズが一番好きです。魔女さんの頑なさと、それでもな魅力、彼女にひきよせられるひとびとが楽しく読めます。
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怒りっぽくて「!」を連発する杠葉に疲れ掛けるけれど、気付けば彼女に引き込まれている。経営についてぶつかり合うふたりがリアルで胸に迫った。道理のある犬居ががつがつ来ていて、出資者の陰に閉じ籠もる頑なな杠葉に共感しそうになる。彼女が無理なくほぐれていったら良いな。お料理や栗のパイも美味しそうだった。
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2作目
江別ハーブ園の秋 -
続きがさらに気になる…
3巻も楽しみ♪ -
ホント冬場はどうするんでしょう。第3巻が待ち遠しい。
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読書と読書との合間に気分転換として読むのに適しているシリーズだと思う。
北海道、ハーブ園とか日常触れることのない世界を垣間見られるし、読後感も悪くない。
逆に言えば激しい展開はあまりないのだが、それらは櫻子さんシリーズで堪能するという使い分けなんだと思う。