百鬼夜行抄 9 (朝日コミック文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022690487

感想・レビュー・書評

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  • 近藤さんのお話はトラウマになりそう

  • 「番人の口笛」
    晶が箱庭に入ったままの三郎に会う手段を探すため放浪。恐ろしい儀式。

    「天上の大将」
    男女の双子。すれ違いが可哀想。

    「床下の賢人」
    今更だけど律、妖以外でも災難。

    「介添人」
    蝸牛と八重子、それぞれの縁談。母が死んだ少年と蝸牛の弟子も登場。今回はこれが好き。

    「迎えにきて」
    幽霊画。なぜあそこで三郎?晶はすれ違うばかりだなぁ。

    「鬼の面」
    話ややこしいけど、ぞっとした。あの顛末で終わりかと思いきやラストはまさかの。

    「野に放たれて」
    ショウの正体は違和感のおかげでわりと分かりやすいけど、からくりまではさすがに。

  • ◆今市子「百鬼夜行抄 9」

     百鬼夜行抄の9巻。
     相変わらず、尾白と尾黒のコンビがほほえましい。でも、今回は青嵐はあんまり活躍せず…しょぼん。

     ちょっとまえにBSマンガ夜話の百鬼夜行抄の回をちょっとだけみた。
     で、夏目房之介さまが、「こういうタイプのマンガは、通常、序列を求めたり、対立を描いたりする。が、今市子はそれを全くしないでここまで描いてるのがすごい」と言っていた。
     で、それを頭において読むと、すごさがます。
     なんせ、主人公律は、妖魔もののけが「見える」だけなのだ。長らく妖魔と付き合っているから、なんらかの力があってもよさそうなのに、相変わらず「見える」だけ。
     このすばらしい、潔さ。

     うむ。
     これは、「潔さ」を愛でるマンガなのかもしれない。
     そう考えると、あちこちに潔さというポイントが見え隠れしている。そして、潔くないものは、青嵐に食われたり、さ迷ったりしている。

     まだまだ、この世界は深いのかもしれない。

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