- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022690777
感想・レビュー・書評
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日本に生まれてよかったなぁ、としみじみする作品たち。
いやあ、美しいわ。
でもって、美しい道具たちを作って、使って、磨き上げていくのは、人間なんだよね。
時には、愚かしく、間違うこともあるけれど、美しさを愛でる心は常に正しくあるものだと思う。
夫に先立たれた妻のもとを訪れる弔問客の話と、裁縫が苦手な女の子の話がすごくいい。
って、これに共通するのは、素直さってことか。
すんなり素直になることは、難しいかもしれないけれど、ならなければならない時になれるという<勇気>ってすごく大事なのだ。でもって、そういう<勇気>を持てることが、育ちの良さにつながっていくのかもしれない。
つか、道具や物も、人間すら、丹念に時間と手間と人の手をかけて育てないとだめ、ってことなんだろう。
と、「野分」の誠さんが、滅茶苦茶素敵。
波津先生ありがとうございますm(__)m
なんだかんだと、素敵おじさまがでてくるのが本当に大好きです。
蓮くんも、ちょっと成長してもいいかもしれんが、まぁ、それはそれで世界観の根底が覆るからだめなんだろうなww詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか文庫化されないから、毎夜大事に少しずつ読んでいたのに、読み終わっちゃった(._.)まぁ次が出るまで再読で凌ぐよ(^^)幾何学をスラスラ解いている天神様カッコイイ!その調子で英文もペラペラ喋って欲しい♪
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最高。
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