自衛隊メンタル教官が教える 人間関係の疲れをとる技術 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022730947

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  • •感情、身体の疲労のコントロールスキル。
    •人間関係の疲労は、感情にふたをして、忘れようとして我慢するから。
    •忘れる対処は、防衛反応(恨み)が育つ。
    •すべての感情には意味がある。
    •感情は、フタをせずケアをする。

    自分は、対人関係において、怒りの感情を我慢していたので、少しづつ軽めに出すようにしたら、少し人間関係が変わった。自分がいいたい事、感じている事を表現することは、とても大切だと気づいた。

  • 疲れとメンタルとの関係をムリ・ムダ・ムラの三点から整理して、疲労とのつきあい方や対策・考え方などをまとめる一冊。

    第二章「感情のムダ遣いを防ぐ」は感情の起伏によるエネルギーのムダ遣いのメカニズムや具体例を紹介し、ムダ遣いを減らす方法を軍艦の「ダメージコントロール」に見立てて提示する。特に怒りやイライラについて心当たりのある内容が多く、自分を客観的に見直す手がかりをもらえた。

  • 本書の内容は非常に詳しく、細かいと思いました。
    ムリ・ムダ・ムラの観点で分けて解説されていますが、
    症状や原因、対処なども非常に具体的でなるほど、と
    思うことが多く書かれていました。

    しかしながらこの手の話は、
    当人の意識にかかっているようで、
    外野はどう手を差し伸べるかは本当に難しいと思います。

    とにかく外野としては当人が感じていることを
    知るということなのかもしれないと思いました。

  • 心の疲れを3層に見て、日常のはすぐ処理、澱になってる2層目を休養して減らし3層目にしないように努力。大きいイベントはなるべく分散させてピークを高くしない工夫をする。3層目はそっとしておく。無理にいじらない。

著者プロフィール

【下園 壮太】(シモゾノ ソウタ)

メンタルレスキュー協会理事長、元陸上自衛隊心理教官。陸自初の心理幹部として多数のカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生科隊員(医師、看護師、救急救命士等)やレンジャー隊員等に、メンタルヘルス、カウンセリング、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。本邦初の試みである「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして、約300件以上の自殺や事故にかかわる。平成27年8月退職。現在はNPOメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ、産業カウンセラー協会、県や市、企業、大学院などで、メンタルヘルス、カウンセリング、感情のケアプログラム(ストレスコントロール)などについての講演・講義・トレーニングを提供。著書50冊以上。

公式HP: http://www.yayoinokokoro.net/

「2023年 『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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