情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 377
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731104

作品紹介・あらすじ

インターネットの発達でケタ違いの情報が氾濫している今、現代人は「情報力」を鍛えることが欠かせない。情報を扱う場面を、「つかむ=収集」「よむ=分析・加工」「伝える=発信」の三つに切り分け、豊富な事例をもにそれぞれのポイントを解説し、対処法へのヒントを紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 決してこの方はスクープ系の派手なものは
    扱っている人ではないです。
    実際に彼はどうも警察系のそれには
    合わなかったようで…

    メディアというものに嫌悪感を
    抱く人も数多くいるでしょう。
    だけれどもこの人は自分の弱さを知ってうえで
    どうすれば読まれる文になるか、
    そしてどうすれば情報が確実なものになるかを
    真摯に向き合っている人。

    ですが、今の時代はネットになってしまい
    挙句フェイクな情報も
    出てきてしまうことがままあります。
    ネット故に招かれた事態なのでしょうか。

    でもそうだからこそ
    私たちも学ぶものはあると思います。

  • 朝日新聞編集局長たる著者が、大量情報収集・発信時代における情報の収集・真贋の見極め方・タイプ別新聞記者の情報収集のありよう(書斎派対現場派)・新たなトレンドの形成方途などを丁寧に叙述している。非常に参考になる書籍で、何度も読み返したい。情報収集方法やインテリジェンスの問題は書き込まれている一方、現場派はいかに情報収集(発見?)するのか、新たなトレンドの発掘・形成等については、著者の得意でない領域なのか、わずかしか触れられていないところは残念だ。

  • IT社会の問題。
    1.優先度の崩壊、緊急性の喪失
    2.存在しない情報を構想する力、発見する意欲
    3.実物と複製の違いがなく、真正さの見極め困難
    4.デジタルしか知らない世代との断絶
    10年前の作品だけど、非常に勉強になる。
    IT社会の進んだ今だからこそ、大事なことが書かれてるようにも思える。

  • <閲覧スタッフより>
    大学教員が学びのおもしろさを語った本、学生がゼミや授業で学んだ成果をまとめた本を集めました。大学での学びがよく分からない方、さまざまな学びに興味のある方、ぜひご覧ください!
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    所在記号:新書||002.7||ソヒ
    資料番号:10184658
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  • ところどころ参考にはなったが、著者のエピソードが多かったかな。もう少しまとめることができたと思います。

  • 新聞記者の著者が記した、文字通り正しい情報の伝え方。

    新聞記者というだけあり、弱冠専門的か?

  • インターネット,新聞,本など現在さまざまなメディアから情報を得ることができ,自分にとって必要な情報を取捨選択しなければ情報の大波に確実に飲み込まれてしまう今日において,その多大な情報をいかにさばくかは重要である.

    自分は大学院での研究生活の中で上記のようなメディアの他,研究分野に関する論文や教科書,また就職活動をするにあたってリクナビやマイナビのような就職サイトから怒涛のように送られてくるメールや企業研究のために訪れる企業サイトでの情報など様々な種類の情報を得て,自分の中で処理する日々が続いている.

    小中高校・大学学部時代までとは比べ物にならない量の情報にさらされ,それらをどう処理すべきか.

    新聞記者がそれらをどのように処理しているのかを知ることができ,また自分の今までのやり方を見直し改善するのに役立つと思った.

  •  朝日新聞の記者でしょ。あまり評判宜しくない新聞社だけど考え方はものすご~くまともなんではないか。

     もっとこのような人が記者として成長してきていれば新聞業界も変わっていたんだろうに。

     考え方は古くなるのかもしれないがIT世代にはもっと生の声を聞きに行ってもらいたい、新聞の記事を作るのは記者だけではないその裏に読み手があるということ分かってもらいたい。

     だからと言って読み手に迎合する必要はないようは物事のバランスをうまくくみ取れということだろう。

  • 情報の扱い方

  • ・どこに、だれに聞けばこの情報がわかるか、という情報を記憶しておけ。
    ・人は、ある程度情報を知っている人にしか情報を分け与えないもの。自分はまったく知りません、という態度をとるな。

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著者プロフィール

ジャーナリスト・作家
1953年生まれ。東京大学法学部在学中に、石川啄木をテーマにした小説『北帰行』(河出書房新社)で文藝賞を受賞。朝日新聞社に入社、ニューヨーク特派員、AERA編集委員、ヨーロッパ総局長などを経て、東京本社編集局長。同社を早期退職後は、震災報道と沖縄報道を主な守備範囲として旺盛な取材・執筆活動を展開。『地震と社会』『アジアへ』『傍観者からの手紙』(ともにみすず書房)、『3・11 複合被災』(岩波新書)、『震災と原発 国家の過ち』(朝日新書)、などのジャーナリストとしての著書のほかに、中原清一郎のペンネームで小説『カノン』『人の昏れ方』(ともに河出書房新社)なども発表。

「2018年 『圧倒的!リベラリズム宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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