天才になりたい (朝日新書 15)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 470
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731159

作品紹介・あらすじ

芸人になりたい。でも「天才」ではないことは、自分でよくわかっている。南海キャンディーズ山里亮太は、悩みながら、なんとかして自信をつけようとする。いわく、「張りぼての自信」。おずおずと、でも確かに、歩を進める一人の青年の姿。

感想・レビュー・書評

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  • いかに物事の良い面をみて、自分を奮い立たせるか。自己肯定感を高く持つことが大切。
    成功したときにこそ謙虚に。M-1準優勝によって番組によばれるのは、そこがゴールではなく次のステップへの挑戦権でしかない。

  • お笑いに対しての愚直な努力が並大抵ではない。若干悪い人には見えるが、それ以上に天才味を感じる。努力する天才だと思った。

  • 文庫本版に続きがあるので必読

  • 人は失敗するとやはりマイナスの方に目は行きがちになってしまう。そこでなにかプラスを見出だすことは、思った以上の効果をうむということを覚えた。自分もそれができるようになりたいと思った。ここから順風満帆と行きたいところだが、やはり、この世界はそんなに甘いものではない。まだまだたくさん壁にぶち当たる、へこむ、悩む。しかし根底にでかいものをすえるとダメージは減らせる。このでかいものを見つけ、育てる行為がかなり大事なことのように思える。
    周りの先輩が、僕のだめなコントをおもしろく放送する方法を大喜利形式で話始めた。
    それは、一喜一憂の喜が僕にとってはいつも新鮮で、そして何より、今まで、また今も僕を助けてくれる人達がいるから。

    解説より
    天才とは、尽きない劣等感と尽きない愛のことなのだから。

    山ちゃん、ほんとうに性格が似ている(笑)ほんま、物事は考え方ひとつやな・・・ひとつひとつのことをちゃんと取り組んでいかなあかんな。
    又吉、若林、山ちゃんと読んできたけど、人のエッセイ、もっと読んでいきたいな。

  • 情熱があってかっこよかった

  • これを大幅に加筆修正したのが『天才は諦めた』らしく、題名が相対的であったために内容にどんな変化があるのかと読んでみたが、ほとんど変わらなかった。

    『天才は諦めた』では、この本の内容に加え、M-1グランプリ2005を乗り越えたあとのしずちゃんとの関係性などにもフォーカスし、より最近の南海キャンディーズを知ることができるため、この本を読もうとしている方には、『天才は諦めた』を読むことを推薦します。

    • 佐藤 翔馬さん
      なるほどです!とてもありがたい情報!
      なるほどです!とてもありがたい情報!
      2020/10/24
  • 山ちゃんのお笑いに対する熱さが伝わってきた
    自分を守る為に相方を怒るとか、結局続かなかった事を学んで、しずちゃんとの関係性を大切にして、言葉を選んだり、間違ったり、、。
    張りぼての自信についてだったり
    千鳥の大悟がめっちゃ良い人だ
    お笑いやってる人は、笑いに救われるんだろうなぁ
    その温かさに、心も温かくなった
    テレビで話してたギスギスした事は書いてなかったから、この後に起こったのだろうか?

  • 4-1-4

  • お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太による、生い立ちから売れる芸人になるまでの半生記。

    全くモテなかった時代のことを自嘲気味に書いているが、蒼井優と結婚した現在にこれを読むと「ケッ!」と思ってしまう(笑)。

    それは別として、タイトルの「天才になりたい」については、山里は天才ではなく、自己分析に優れた非常に努力の人であることが本書を読むとよくわかる。

    続編エッセイがすでに出ているようなので、そちらもぜひ読んでみたいと思った。

  • これは、とても共感できる部分も多く良書だった。売れる人もやっぱり悩む部分は人間だなぁと。

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著者プロフィール

芸人。1977年生まれ、千葉県出身。漫才コンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当。通称、山ちゃん。関西大学文学部卒。在学中に吉本興業のタレント養成学校NSC22期生になる。2003年に「しずちゃん」こと山崎静代と南海キャンディーズを結成。2004年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、M‐1グランプリ2004準優勝。2018年コンビとして初の単独ライブ「他力本願」を開催。著書に『ニュースがもっとよくわかる本』(池上彰と共著、海竜社)、『天才はあきらめた』(朝日文庫)など。

「2020年 『知らないと恥をかく東アジアの大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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