セブン-イレブンおでん部会―ヒット商品開発の裏側 (朝日新書 34)

著者 :
  • 朝日新聞社
3.51
  • (8)
  • (16)
  • (33)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 137
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731340

作品紹介・あらすじ

いかにして、セブン‐イレブンは、来客1日1千万人の規模に成長したのか。おにぎりを舞台にした母の味追求大作戦、飲むためのおでんスープ、究極の「フワッ」「サクッ」メロンパン。「いつも消費者が正しい」で勝ち抜く、コンビニ王者の商品開発史を一挙初公開。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • おでん以外にもセブンの代表商品についての歴史と開発苦労話などが、当時の担当者の話などと一緒に載っています。軽~く読めます。
    おでんだけでなく、おにぎり、メロンパン、サンドイッチなどもいろんな進化を遂げているんです。技術的進化ももちろんのこと、その時代のはやりに合わせたファッションとしても進化しています。

    社長のポリシーとしてきちんとした調理法で、基本を守る、作り手の側の都合で手間を省かない、などがあるようです。しかも、いち早く合成着色料やトランス脂肪酸などの排除も進めていたようです。でも、成分表見ると謎の物体が多く含まれているのも事実。もっとがんばって安全な食べ物を手軽に届けてほしいです。

  • 新書文庫

  • 2009/06/16 読了
    高校時代のブックリストから記録

  • 2015年7月23日読了。セブン・イレブンが開発した様々な商品について、セブンの開発者や関連メーカーへのインタビューを通して取材した本。「おでん部会」は重要エピソードではあるが、「おにぎり」「弁当」「カップめん」などの中の1つに過ぎない。セブンが日本初のコンビニチェーン(セイコーマート、という説もあるが)だから当たり前なのかもしれないが、おにぎりやおでんのような「おふくろの味」を店で売り出したり、競合する関連メーカーを複数社巻き込んで新商品を開発するなど、セブンのやってきたことはまさに業界にとって「革命的」なことであり、さぞ当時は反対する人が社内外に満ち溢れたことだろう…。「売れ筋商品」にラインナップを絞っていくことは「昔ながらの商品」のファンを切り捨てることに他ならないのだが、矛盾を抱えながらも「進化」し続けるのがコンビニの真骨頂というところなのか。

  • コンビニのトップランナー、セブンイレブン。サンドウィッチやおでんで見せるその独自性(今ではどこでもやっている)にせまる。〝よいしょ〟しすぎている感もあるが、勝者は勝者なのでしょうがないが。

  • セブンイレブンの商品開発ルポルタージュ。おにぎり、メロンパン、調理めん、おでんなどが、今日の姿になり、売れ筋商品になるまでの開発の道筋を追っている。おでん1つだけをとっても驚くばかりのこだわりと執念だ。公務員的な発想からは、まさしく対極にあるかのようだ。

  • セブンの商品開発の歴史やこだわりを知ることができる一冊。基本太鼓持ち本だが、日常的に利用するセブンに対する見方が変わりますね。
    食への知識を持ったうえで、利用するのは自己責任で。

  • よくある鈴木会長の経営学ではなく、セブンイレブンの商品開発に焦点を当てた本。これを読んでメロンパンが食べたくなり、早速買ったところ、自分が昔買ったメロンパンと全然違い、さらに美味しさが増していてびっくりした。

    セブンイレブンの食品の品質の高さを知ることができる。あんまりコンビニのご飯は買わないけど、これを読むと食べてみたくなる。他にも、そういえば昔のおにぎりのラッピングは
    こうだったとか、こんなカップラーメンが出ていたとか、思い出しながら読むのも楽しい。そして、商品開発の人が味を追求するひとであり、かつマーケッターであることが分かる。

  • セブンイレブンの強さの秘密。
    ヒット商品の商品開発の裏側。

    セブンイレブンの強さとコンビニのメジャー商品の
    商品開発を通じてコンビニ業界を学べる。

    セブンイレブンファンは一読を。

  • 本書は、コンビニ業界の帝王であるセブンイレブンの商品開発について書かれたもの。
    売上の6割が食品であることから、おにぎり、サンドイッチ、メロンパン、おでん、カップ麺、デザート、お菓子の開発秘話が一章ごとにコンパクトに、わかりやすくまとめられているので非常に読みやすく、おもしろい。
    なので、気になる商品だけ読むというのもアリだ。

    ここでおでんの開発秘話を。
    タイトルにもなっているようにセブンにはおでんだけを開発する「おでん」部会が存在する。
    たまご部、大根部、牛串部、練り物部、つゆ部などなどの部で構成されており、人数は70人以上にもおよび、それぞれの部は週に一回、メーティングを行い、さらなる味の追求を他の具の部に負けないようにと唾を飛ばしあっている。

    例えば、人気商品の「たまご」は黄身の匂いが嫌だという人向けに、匂いを薄くするために鶏の餌に拘ってみたり、おでんの美味しさを決定付ける「つゆ」は6箇所の地域で使うものが違い。味も違う。
    鰹節はそばの専門店や料亭が使うような一級品を使用しているなどなど。

    われわれ消費者の年々肥える舌を満足させるために、多大な労力が払われているのだ。ありがとう、セブンイレブン。

    セブンイレブンが好き。コンビニが好き。セブンでバイトしてた。なんて方にオススメなコンビニ行ったら商品を見てニヤニヤしてしまう一冊でした。

全23件中 1 - 10件を表示

セブン-イレブンおでん部会―ヒット商品開発の裏側 (朝日新書 34)のその他の作品

吉岡秀子の作品

セブン-イレブンおでん部会―ヒット商品開発の裏側 (朝日新書 34)を本棚に登録しているひと

ツイートする