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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022731364
感想・レビュー・書評
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朝日新聞に軍事記者を志願して採用され、その道を40年もの間歩んできた人だけに、言うこと一つ一つに説得力がある。中国脅威論や日本核武装論が声高に叫ばれるが、筆者はそれらがいかに根拠がなく、また日本の国益を妨げるものかを鋭く批判する。中国が今にも台湾に侵攻するという論にしても、いまや大陸に台湾の企業が6万、台湾人が100万もいて、中国の経済発展を大きくささえていることを考えると、中国特有の建前であることがわかる。本書は戦闘機や軍艦の細かな比較分析があるものの、単なる軍事の問題だけを論じているのではなく、政治、外交を語る本でもある。本書を読めば日米中がいかに利益共同体を形成しているかもわかる。
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北朝鮮および、中国がどのくらいの軍備があるか、またアメリカを含めた外交関係はどうなっているか、詳細にまとめた本。