2011年7月24日 テレビが突然消える日 (朝日新書52)

著者 :
  • 朝日新聞社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731524

作品紹介・あらすじ

2011年7月24日を境に日本中のアナログテレビが映らなくなる。6500万台のテレビが、ゴミになる。地上波デジタル放送とは、いったい何者なのか。生活にどんな影響があるのか。この一冊で、「地デジ」騒動がわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 1

  • TV放送のデジタル化を間近に控え、その問題点を提示。英国の例等と対比しその対応策を知ることができた。期限が公にされていることだけに今後の対応、進捗具合を見守りたい。

  • いつの間にか震災後、アナログだったはずのテレビは
    なぜかデジタルへと変化してしまいました。
    たぶんケーブルテレビが関係するのでしょうが。

    この本はデジタル化によって
    取り残されるものたちへの危惧をしています。
    そう、地方ではなかなか対策に苦労していますしね。
    それに日本のデジタル化がいかに急かもよくわかってきます。

    面白いのはそれよりもある番組の
    不正事件だったりします。
    あの番組はいきすぎでしたものね。

  • 頑固おじいさんの文句だ。

  • 「デジタル移行でこれから問題になるのは、中央より地方」。地方に住んでいるとそれを実感する。娯楽はテレビだけという寒村の高齢者のテレビが突然見られなくなる。そのテレビが壊れるまでは待ってやらないのが国の方針。多額の負担を強いられるテレビ局も足並みを揃える。画面の上下に黒い帯を出してテレビの買い替えを促すメッセージを出し続ける「嫌がらせ」も始まっている。
    アナログテレビが突然消える日。それはテレビと同様に、すべてがデジタル化された社会の到来の幕開けのような気がする。

  • 借りた本パート4!身近なことだからこそ見失いがちなことってあるよなぁ、という感想でござりまする。でも、我が家は、ぜんぜん地デジ化してるし、問題だなぁ、と考えことないんだけど、それ自体考えたことないかもなぁ、と思いましたので、問題定義という点で良かったです。地デジかぁ、、、

  • テレビは自分たちと切っても切り離せない関係にあるメディアである。でも若者のテレビ離れが進んで、高齢者が主な視聴者になってるとも聞く。私にとっては大体知っている内容だったけど、デジタル放送の認知度をもっと上げることが急務だなって思った。

  • テレビの地上デジタル放送がもうすぐ始まる。その移行に関しての多くの問題に対して警鐘を鳴らすとともに、テレビというメディアの現状や今後について書かれている。ただ、論の展開のテンポが悪く、また結局だから何なの、という感じの記述も多い。

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