公明党vs.創価学会 (朝日新書53)

著者 : 島田裕巳
  • 朝日新聞社 (2007年6月13日発売)
3.13
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731531

作品紹介

一心同体でなくなった公明党と創価学会。実は、その緊張関係のなかに、公明党の力の秘密が潜む-政権の一翼を担う、「宗教政党」公明党はこれからどこへゆくのか。創価学会研究の第一人者が切り込む。

公明党vs.創価学会 (朝日新書53)の感想・レビュー・書評

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  • 本当に島田先生の本は読みやすい。しっかりまとまっており勉強になった。

  • これまで読んだ島田さんの本では一番どうってことないかな。
    公明党にも創価学会にもそう興味はなかったし、ただ宗教法人の政治団体と思ってたのだが、もう少々複雑なことは判った。
    公明党がどう自民党と関わることになってきたかの話も面白いけども。

  • この人がいうと本当に正しいか不安になる

  • 公明党が気持ち悪いのにはかわりないが,福祉担当の公明党,経済・外交担当の自民党と役割が分担されているのは政党の暴走を防ぐのにはいいのかもしれない.
    良くも悪くも自民党の足かせになっていると感じた.

  • 2007年63冊目

  • 私自身、折伏のターゲットになった経験はないが、学会員のクラスメイトから、公明党議員への投票を頼まれたことはある。だいたい、そういう経験がない人のほうが少ないのかもしれないが。このときの経験から、公明党と創価学会に嫌悪を抱いていた。政教分離の原則はどうなっているんだとも思うし、そういう政党が政権を握っている現況に恐怖を感じてもいる。しかし、本書によれば、我々が生まれる前ごろのほうがより攻撃的で危険な集団だったようだ。

    本書では、創価学会の足跡とともに、公明党の歴史もかなり踏み込んで述べられている。そして両者が同一のものではないということも。政治の流れに沿って説明がなされており、非常にわかりやすく、勉強になった。著者が一貫して中立的な立場での記述を心がけている点も、読みやすさの一因であると思う。

    本書で学んだことは非常に多い。ぜひ身近な人に薦めたい1冊である。ただ、著者は本書の中で軽く否定しているが、文化的側面から、学会がある意味でカムフラージュしつつ、社会的影響を強めていることは、最も影響力のあるメディアであるテレビが学会批判をできないことから、自明のことと考える。

    ネットや、一部のメディアでは学会への監視の目がはたらいてはいるが、なにせ国家権力を手にしてしまっている政党の支持母体である。「ポスト池田」という事態になった後の創価学会の動向は、やはり注視せざるをえない。

  • これを、公明党や創価学会への賛美本ととるのも、批判本ととるもの、間違いだと思います。良い所も悪い所も含めて、公明党と創価学会を中立的にとらえてみようという内容になっていると思います。

    少なくとも、公明党や創価学会がどのような団体かさえ知らずに批判ばかりしている人は、一読すべきだと思います。

    特筆すべきは、戸田から池田への交替によって創価学会の進む方向が変わってきたことではないでしょうか。戸田がもう少し長生きしていたら、こんにちの創価学会は多少、性格の違う団体になっていたかもしれません。

    公明党の住民相談については、他党の議員も見習って欲しいと思います。他党が全くやっていないという訳ではないでしょうから、一概には言えませんが。少なくとも、その姿勢は大切なのではないでしょうか。

    結局、公明党と創価学会は一致しているのかしていないのか。本書では分離が進んでいるような論調ではありましたが、やっぱり個人的には一致しているのではないかと思います。
    良い意味でも悪い意味でも、公明党と創価学会の関係や、自民党との関係も再検討していく必要があるのではないでしょうか。

    「創価学会の拡大が続いていた時代には、会員も増え続け、財政的にも豊かだったので、日蓮正宗のことを問題にする必要はなかった。しかし、オイル・ショックで高度経済成長に翳りが見え、創価学会の伸びが止まっていくと、経済的にシビアな状態が生まれた。そうなると、学会員の金が日蓮正宗の側に流れていく構造は、創価学会にとっては負担になる。創価学会が、独自路線を歩もうとした背景には、そうした財政問題があった」(p113)

  • 創価学会と公明党の関係

    学会員が学会に求めているものは「つながり」

  • 公明党の支持母体であり、日本最大の宗教団体ともいえる創価学会について両者の関係を創設からの歴史をもとに説明している。全体的に両者の間には考え方の違いが生じているという内容だが、なにか遠慮をしているような記述が多く、残念である。

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