スナップ写真のルールとマナー (朝日新書 063)

制作 : 日本写真家協会 
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 197
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731630

感想・レビュー・書評

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  • 写真撮影のルールは難しい

  • 日本写真家協会による、いわゆる啓蒙本かと。
    昨今の気にしすぎるプライバシーと、著作権・肖像権などの関係を丁寧に説明してくれている。
    とても勉強になったし、これから状況状況で読み返すことになると思う本だった。

    撮る側と撮られる側のコミュニケーションが大事だと言うコトと、撮る側はきちんとモラルを持ち合わせてカメラを持つコトが大事だ。

  • 相手が不快に感じるときは当然撮ってはいけない。隠し撮りはいけない。相手と親しくなれと。

    ただ、自然な表情を撮りたいときにどういう方法があるのかもう少し例があると良かった。もちろんいろいろ話してお友達になってからというのが基本ではあるけど、ある一瞬の状態を見て、あ、いいなと思うのが普通だと思う。

  • 【あらすじ】
    ケータイにデジタルカメラ…だれもが写真を撮る時代。だからこそ、知っておきたい肖像権、著作権の常識。「撮ってはいけない」というのではなく、さまざまなシチュエーションを想定し、守るべきルールとマナーを、一線のプロ写真家がアドバイス。写真を楽しむための66のQ&A

  • 日本ならこの手の指南書があるのでは?と思っていたら、ほんとに出版されていて、思わず笑ってしまった(笑)

    日本写真家協会編なので、諸問題を意識し、問題意識を持ちつつも、写真を撮っていきましょうというスタンスで書かれているので、”撮る側”としては読んで安心できる一冊。

    様々なシチュエーションでの例をQ&Aで解説していくので読みやすいが、悪く言えば当たり前のこと、マナーにしても当人の意識次第。ケースbyケースで判断せよ、というのが結論ともとれる内容は、やや深堀が足りない気がする。相手の嫌がる写真は撮らない、最後は自分で責任を取る覚悟で臨むこと。本当、当たり前の心がけの再確認の1冊。

    ただ、「肖像権」について「財産権」と「人格権」に分けて考えることができること、ネットでの掲載が危険(やはり)という指摘は注意したいと思った。

    新書サイズなので街撮りに出かけるカメラバッグに常備しておいて、何か問題が起こったときに参照するにはいいかもしれない。
    「時代を記録する」「社会的な風景」を残す、資料的意義ある活動でもあることを大切に意識していきたい。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784022731630

  • 前半はとても参考になりました。
    全体通して読んでおくと、いつか役に立つことと思います。
    発行年からか、フィルムの時代を前提としてるのが懐かしかったですね。

  • 写真が趣味の人には必読。スナップにはルールとマナーが必要。時々、無神経にスナップを撮っている人を見ると注意したくなる。が、出来ない。そんな人に是非読んでほしい。

  • 『写真を撮るというより「撮らせてもらってありがとう」といった優しい気持ちが大切です。』
    『万一、何か問題が起こったとしても、あなたの考えや意図を、相手に誠意を持って話せば、きっと理解してもらえるはずです。』
    『どんな場合にもいえることは、「写真を撮らせてもらっているんだ」という謙虚さが必要であることを自覚していれば、問題は起きません。』
    などなど。なんだこれ。

  • 携帯電話などでの撮影機会の増大と、ネットという公表の場所の誕生で、それまでも存在してた肖像権や著作権の問題が一気に浮上してきた。撮影時のシチュエーション別にQ&Aで紹介される構成は読みやすい。本書はスナップ写真が時代を記録する重要な文化という立場をとっている。プライバシー尊重の「撮られたくない気持ち」の偏重に対してアマチュアカメラマンの側に立っていて、撮ってはいけない、と言うのではなく、どうやったら撮れるのかを考察しているので、写真を撮る人は一読するといいと思う。

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