- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022731630
感想・レビュー・書評
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写真撮影のルールは難しい
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日本写真家協会による、いわゆる啓蒙本かと。
昨今の気にしすぎるプライバシーと、著作権・肖像権などの関係を丁寧に説明してくれている。
とても勉強になったし、これから状況状況で読み返すことになると思う本だった。
撮る側と撮られる側のコミュニケーションが大事だと言うコトと、撮る側はきちんとモラルを持ち合わせてカメラを持つコトが大事だ。 -
相手が不快に感じるときは当然撮ってはいけない。隠し撮りはいけない。相手と親しくなれと。
ただ、自然な表情を撮りたいときにどういう方法があるのかもう少し例があると良かった。もちろんいろいろ話してお友達になってからというのが基本ではあるけど、ある一瞬の状態を見て、あ、いいなと思うのが普通だと思う。 -
【あらすじ】
ケータイにデジタルカメラ…だれもが写真を撮る時代。だからこそ、知っておきたい肖像権、著作権の常識。「撮ってはいけない」というのではなく、さまざまなシチュエーションを想定し、守るべきルールとマナーを、一線のプロ写真家がアドバイス。写真を楽しむための66のQ&A -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784022731630 -
前半はとても参考になりました。
全体通して読んでおくと、いつか役に立つことと思います。
発行年からか、フィルムの時代を前提としてるのが懐かしかったですね。 -
『写真を撮るというより「撮らせてもらってありがとう」といった優しい気持ちが大切です。』
『万一、何か問題が起こったとしても、あなたの考えや意図を、相手に誠意を持って話せば、きっと理解してもらえるはずです。』
『どんな場合にもいえることは、「写真を撮らせてもらっているんだ」という謙虚さが必要であることを自覚していれば、問題は起きません。』
などなど。なんだこれ。 -
携帯電話などでの撮影機会の増大と、ネットという公表の場所の誕生で、それまでも存在してた肖像権や著作権の問題が一気に浮上してきた。撮影時のシチュエーション別にQ&Aで紹介される構成は読みやすい。本書はスナップ写真が時代を記録する重要な文化という立場をとっている。プライバシー尊重の「撮られたくない気持ち」の偏重に対してアマチュアカメラマンの側に立っていて、撮ってはいけない、と言うのではなく、どうやったら撮れるのかを考察しているので、写真を撮る人は一読するといいと思う。