合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 (朝日新書 64)

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731647

感想・レビュー・書評

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  • この話、音楽の演奏にも通じるんじゃないかな。相手の音を聞いて、って習ったけど、実際聞いてから鳴らしてたら遅いわけで。

  • 新書

  • 内田さんの本すごく好きだし身体論も好きなんですが、
    自説を披露~平尾さんが同意という流れが続き、途中から斜め読みになってしまいました。
    きっと内容は良いんだと思うので、個人の感想です。

  • 共感能力。
    目で追わない。
    背中で感じて走る。

    対談の素晴らしさ!
    1+1が3とか4になる!

  •  内田本も7冊目くらいに。この本も非常に面白く身体論が展開され、色々考えられることが見つかった。タイトルの2分野はかなり異質な物どうしと思うが、読んでみて納得。
     合気道という武道は一切やったことも道場を見たこともないが、氏の著書を読み続けるうちに段々と興味がわいてきた。他の柔道、空手、剣道など経験ある武道とどう違うのか?またそれはどう共通するのか?さらに日常にどう展開されうるのか?といったことを、実践をまじえ考えるようになった。まったくの独学のいい加減なものだが、それでも少し日々が変化していることを実感できる。まじめに取り組んでみたい対象となった。

  • アスリートはやはり聡明です。
    毎日練習するより、週に一度のほうが
    上達する。深いです。

  • 内田樹とラグビーの平尾剛の対談本.
    前半は、指導者・師とはどのようなものであるかについての話.
    後半は身体運用について、根性論ではなく身体が「気持ちいい」と思えるような身体運用を目指すことが理にかなっているということをお互いの実体験を元にしながら述べている.

    「多田先生は達人たちだけに選択的に出会うことができたというのはもしかすると説明としては不十分じゃないかと思うんです.むしろ、だれと出会ってもその人の技能や知見から最高のものを引き出しうるひとだけが、最高の達人に出会える、という気がするんです.」
    「だれと出会っても、ふつうの街のおじさん、おばさんからでも輝くような叡智を引き出しうるひとがいる.そして、まことに不思議なことですけれど、そういうひとはやっぱり街のふつうのおじさん、おばさんには出会わない.だれからでも学ぶことの出来る人は、他ならぬ真の賢者や達人に必ず出会う.そういう逆説だと思うんですよ.」
    「どんなひとについてもいい、そのひとを師匠としようと思いきれるひと、この角を曲がって最初に出会ったひとを先生にしようと思えるようなひとは、出会うべき理想の師匠に角を曲がったところで出会っちゃうんですよ.そういうものなんです.」
    「だれからでも、どんなひとからでも学ぶ、という覚悟のひとの前にはじめて、真の師は「はい、おまちどう」という感じで登場するんじゃないでしょうか.」
    いつもの先生・師匠・生徒・弟子、教育に関する内田樹の語り口.

    平尾剛が自分で述べている通り、元々平尾は内田樹の影響を色濃く受けているため、対談要素がその分薄まっているのがやや読み応えに欠けた.

  • 内田樹の身体論である。ラガーメンの平尾剛との対談によって、なおさら分かりやすくなっている。
    所々に一般的教育に通じるものがあって、興味深かった。

  • 巻末に平尾さんが、
    「内田先生のことばは頭ではなく身体に聞こえてきます」という理由に、
    「「人間としての根源的な問いに沿うかたちで」投げかけられたことば」だから、
    という風に書いているのを読んで、
    なんとなくわたしが内田先生を好んで読む理由がわかった気がする。

    平尾さんが言うように、
    内田先生の本は「身体で読む」ようにできている。
    有り体に言えば、
    それは「物語を読む」時の所作と同じなのである。

    わたしたちがよい物語を読む時、
    登場人物に自己を投影させ「自分の体験」として処理している。
    そうすることで実生活ではまったく関係がない話でも感動できるわけだ。

    「一般意志2.0」の感想の時も書いたけれど、
    彼の単独の本ではやたらと話が「きょろきょろ」するし、時間も伸びたり縮んだりする。
    これはやはり、
    物語的な手法でもって文章を綴っているからではないだろうか。

    さらにまた、
    「人間としての根源的な問いに沿うかたちで」
    というところへ注意を向けると、
    彼の語り口は「神話的」である、と言っても過言ではない気がしてくる。

    なぜならば、
    神話というものは、
    「人間としての根源的な生に沿うかたちで」物語られるものだからである。

    まったくもって内容に触れていないけれども、
    いつもの「内田節」満載なので特に語ることもないだろう(放棄)。

  • 「先手必勝」。

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著者プロフィール

東京大学フランス文学科卒業。武道家。凱風館館長。専門はフランス現代思想、ユダヤ文化論、映画論。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞。第三回伊丹十三賞受賞。

「2018年 『待場の読書論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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