日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか (朝日新書 83)

著者 : 草野厚
  • 朝日新聞社 (2007年11月13日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731838

作品紹介

ODA(政府開発援助)は借款等を合わせば1兆円レベル。なぜ、こんな巨額な援助が必要なのか。どうして自衛隊は海外に出て活動しなければならないのか。あなたの疑問に答える「国際援助」入門。

日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか (朝日新書 83)の感想・レビュー・書評

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  • ODAは国際的視点、長期的な視点でとらえるべきことで、普段考える視点がなんと狭いことかと感じてしまう。書かれた時期が5年以上前で現状は本書に書かれた内容と大きく違ってきている部分も多くあると感じた。資料を自分の中で更新していき他人事としてとらえず考えていきたいテーマだと思う。

  • 国際援助の構造を知りたい方には良書。
    何もない日本、だからこそ国際援助は不可欠。他国との関係が悪化して輸入が止まったらいまの暮らしは維持できない。

  • 読んで余計ODAの意味が分からなくなった

  • 情報量は多く、個別的にはまとまっている。
    しかし項目ごとの独立性を重視しすぎたためか、全体を通したメッセージが理解しづらく頭に入ってこない。

    また表現や論理にノイズが多い印象。あまり学者が書いたものとは思えず、ジャーナリストの経験談のよう。


    国際協力の教科書としては頼りないが、導入のために触れてみる程度には良いかもしれない。
    第3部の自衛隊の部分はわりと頭に入ってきやすかった印象。殆ど最後の10%分くらいだったけど。

  • タイトルの勢いに見合う説得力に欠ける。考えを共有するからこそ、もっと強い裏付けを期待していたのだが。推薦してるだけあって「ODA」との重複も。

  • 国際協力にはどんなあり方があるのか知りたかっただけなので、
    途中の経済的側面の話は飛ばした。

  • ODAをする意義とは?
    日本はエネルギー資源をほぼ100%輸入に頼っている。
    輸入先は途上国がほとんど。
    人道支援・ノブレスオブリージュはもちろん資源獲得のためにも国際協力は必要。
    ODAには円借款、無償、技術支援の3スキームがある。
    一つだけに固執するのではなく国ごと、案件ごとに配分を支援国と協議の上援助していくことが大切。
    もはや、金銭協力のみでは国際貢献とは言えなくなってきている。

  • ODAに関しての概要。
    「日本の支援によって、途上国は本当に豊かになるのか」
    「途上国が経済発展するのは本当に幸せなことなのか」
    という疑問について考える。

    政府、国際機関、NGO、民間企業と、
    色々アクターがいてそれぞれの主張する国際協力の形がある。
    問題は、これらアクターが協力できていないこと。

    あと、マスコミの力はよくも悪くも大きい。
    ひとつの失敗案件だけを取り上げてODAそのものを批判するのは間違ってる。
    しかし、総体的な数値のみを取り上げて個別の案件を無視するのも違う。
    論文書いてるときも思ったけど、定量的な分析と定性的な分析、
    どちらに偏り過ぎるのも良くない。

  • [ 内容 ]
    ODA(政府開発援助)は借款等を合わせば1兆円レベル。
    なぜ、こんな巨額な援助が必要なのか。
    どうして自衛隊は海外に出て活動しなければならないのか。
    あなたの疑問に答える「国際援助」入門。

    [ 目次 ]
    私の考える国際協力
    国際協力をめぐるさまざまな論議と人々の認識
    政府レベルの経済協力
    経済協力に関連する組織
    経済協力と日本
    経済協力と体制
    経済協力と困難さ
    国際社会と援助の理念
    経済協力へのさまざまな批判
    経済協力と注目すべきトピックス
    自衛隊による国際協力
    国際協力の行方

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 国際協力について一から勉強すべく図書館で借りる。ODAは現在の規模を維持すべきであるという筆者の主張を各種のデータを用いてきわめて論理的かつ精緻に書いている印象。
    DACという援助のプラットフォーム(?)があること、モンゴル・パプアニューギニアが国連の非常任理事国枠を日本に譲ったことの背景にODAがあることを知った。先進国の援助額はGNPの0.7%を目標にしているが、この数字の根拠は「ピアソン報告」に記載されているようである。そっちも読んでみるか。
    国際協力の問題点は援助の実績の評価が甘く、評価がその後の案件にどのように生かされているかが不透明であるという指摘はそのとおりだと感じる。最後の章では国連PKOや自衛隊の海外派遣についても言及する。

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