- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022731869
感想・レビュー・書評
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2009/11/11 ★4
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血圧に不安を感じたので、購入。
そもそも「高血圧の常識」という基礎知識を持っていないので、「そうだったのか!」というよりも、「そうだんだ。」という感じ。
だが、内容は、とても参考になることばかり。
リスクを抱えている生まれなので、気をつけていこうと思う。
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(目次)
第1章 高血圧がもたらす「血管病」
第2章 わかってきた高血圧の正体
第3章 高齢者の血圧の常識が変わった!
第4章 サラリーマンにしのびよる職場高血圧
第5章 正しく測って一件落着!
第6章 薬と賢くつきあう
第7章 高血圧にならないために
第8章 高血圧の人が危険な低血圧に! -
桑島巌氏の「高血圧の常識はウソばかり」(2007.12)を読みました。私は沢山の関係書を読んでいるので、いわゆる何が常識かはわからない状態です。できるだけ薬を飲まないで、運動、食事、睡眠をしっかりして血管や身体の老化を遅くするように努めています。この本を読んで、歳を取ると、上の血圧が上がり下の血圧が下がることを知りました。そしてその差を「脈圧」といって、65以上だと血管はかなり硬くなってると。著者は高血圧の血圧を下げるのは降圧薬が効果的と説いてらっしゃいます。副作用についての説明がないのが気になりました。
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高血圧では、時に頭痛を訴える方はいますが、ほとんど自覚症状はありません。
血圧が高いとなぜいけないのでしょうか。
どのくらいまで血圧を下げればよいのでしょうか。
本当に薬を飲まないといけないのでしょうか。
こんな質問に対する答えが書かれている本です。
この本のすごいのは、2007年の時点で某製薬会社の臨床研究がおかしいと指摘していること。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11848771500.html -
09.11読了。
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「血圧は血管に対する負担である」という論説のもとに、高血圧の現状と医療の実態をわかりやすく伝えた一冊。
自分は現時点では高血圧ではないものの、身内に高血圧患者を抱えたものとしては、非常に勉強になった。 -
今年の人間ドックで「高血圧がもはやビョーキの域」との指摘を受けたため、あわてて読んでみた一冊。高血圧の原因や関連する疾病についてよくまとまっていて、やっぱり降圧剤による治療を受けた方がいいかなあと考えさせられた。
しかし、疫学研究の結果をあたかも因果関係であるかのように説明していたり、統計の有意水準に関する記述を(おそらく意図的に)省いたり、自分の意見と異なる研究を製薬会社出資によるものであるため信頼できないとする一方で、自説を裏付ける研究を無批判に受け入れるなど、少なからず "Evidence Based" とは言えない記述も目立った。まあ、総論として「高血圧はよろしくない」ということはよく理解できたけど。 -
H23.11.20
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高血圧の常識というのがよくわからないけれど
仮面高血圧や水分摂取は心不全をおこすなど
大規模試験の結果をとりまぜて一般の人にもわかるような
書き方で示していた
ABCDというのは知らなかったので参考になった
若い人の高血圧にはAB(ACE、βブロッカ)
年配者にはCD(カルシウムブロッカー、利尿剤)
この本にかかれてはないがレニンをターゲットにした薬物が
できたがこれがどういった位置づけになるかが今後楽しみだ -
09.11