キレる大人はなぜ増えた (朝日新書 90)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 145
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731906

感想・レビュー・書評

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  • 病院で怒号を上げ、電車では酔って暴力を振るう人。学校に理不尽な要求をする保護者。
    世の「イライラ」は、いつからなぜ、増えてきたのか。欧米的自己主張、成果主義。高まる自己責任論、情報過多など要因は多い。
    最近の脳科学から、「扁桃体-vmPFC-海馬」と、抑制の制御に関する研究も紹介される。
    著者おすすめの5カ条として、自分を客観視、相手も人間、原因の混同を避ける、ストレスをためない、あっさり忘れる。ぜひ心しておきたい。

  • キレる大人の自覚症状あり。戦後まもなくの「もっと自分の意見をはっきり言おう」「自己主張しよう」「自分を大切に」の教えに忠実に従った成果か。キーワードは回答保留、多様性を認める。キレるのはかなりカッコ悪い。そして扁桃体と大脳皮質の戦い。

  • 読書レポート:キレる大人はなぜ増えた (朝日新書 90) | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=3852

  • 2013/6/24

    493.7||カ (5階自然科学・医学)

    最近、「キレた」ことはありますか?
    街中で、駅や病院など公共の場でもよく見かける「キレている大人」
    なぜこんなにもキレやすくなったか?
    脳に障害があるのか?
    アメリカ的な「自己主張ができる、議論ができる人」と、日本人の「キレる人」の違いは?
    文末には「キレないための5カ条」も掲載。
    「キレるのはカッコ悪い!!」

  • なんか余裕がないですよね。便利になるほど余裕がなくなっていくような気がして不思議なのですが。

  • キレる大人が増えている。つまり、自分の正義感を見境なく振りかざす人が増えた。その原因について具体例を挙げながら、脳科学的側面、また社会的側面から考える本。

    キレる大人の具体例はおもしろかったですが、個人の意見として脳科学を使ってまでキレることを分析することが必要かどうか疑問に思いました。

    自分の正義感を振りかざしてキレたあとの自分を客観視できない人が増えているのは事実としてありますが、正義感を振りかざさなければならない状況が増えていることが忌々しきことがと思いました。

    昔はこんなマナー違反がなかったのか、ただ我慢していたのかよく考えて、どちらにしろ昔に立ち返ってみたく思いました。

  • キレる原因や背景について述べた本。
    扁桃体の異常説や新型鬱病に対する言及は知識を増幅させる意味合いで役に立った。
    けれど考え方が精神科医にも関わらず偏り、かつ論拠が科学的に確かめられてるものが少ないのはやや問題だろう。
    精神科医の意見というより香山リカの一考察にすぎないだろう。

  • 「本来自己実現に向かうべきエネルギーが行き場を失って」「自分とは異質な他者への暴発」...何気なく手に取ったのだけど、現代的な問題を織り交ぜつつさまざまな「キレる」ことについて考証していく。大人がキレるということを、簡単には論じ尽くせない複雑な現代という時代についていろいろ考えさせられた。が、臨床医でありながらキレることへの処方箋があまりに少なすぎるのには不満を覚えた。とはいえ多くの方におすすめしたい本。

  • 今日も、二人のお客さんから理不尽な事で怒鳴られました。
    彼らに共通する事は、「いきなり喧嘩ごし。」「絶対に自分の非は認めない。」で、会話が成立しません(泣)
    どうして普通に会話ができない大人(ほとんどは中高年の男性ですが)が増えたのか、どう対処すればいいのか解決の糸口を見つけたかったのですが。
    この本では解決には至りませんでした。でも、「切れる大人が増えた。」と思っているのは、自分だけではない事に安心しました。

  • 2ちゃんの言葉を引用してたところに感心した。

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