10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書 108)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732088

感想・レビュー・書評

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  • 株式投資の入門書(主に投資哲学)。澤上さんの他書と基本的に同じ内容。

    目新しいところは付加価値分析の項目。
    付加価値を毎年増加させている企業が投資対象として望ましいとのこと。
    (付加価値=経常利益+経費)

  • 資産形成の初期、中期は多少無理してでも投資にお金をまわすこと。

  • 長期投資をスタンスとするさわかみファンド率いる澤上さんの本。長期投資は目先の株価に一喜一憂しなくて良いため楽。長期投資における考え方とメリットおよび投資信託の選び方解説。

    ・欲しい銘柄はチェックしておき、暴落時に買い込む
    ・夏休みシーズンは売りが出やすく値が下がりやすい
    ・企業が筋肉質かどうかは利益と経費を足した付加価値の中の経費の割合を調べれば分かる


  • 1. 10万円ほど用意
    2. 新聞インターネットで投信をチェック。手数料が高いものをはずす
    3. 運用期間の限定や継続投資できないモノは、はずす
    4. 運用している純資産額が安定している投信に、1万円ずつ、10本買う
    5. 長期投資を運用方針とし、真に投資家のお手伝いをしようと姿勢がみつかれば継続投資

    ・巨大投資ばかりでなく、上記1.〜5.に合うところを決める


    ○紹介
    ・ありがとうファンド
    ・クレディセゾンのインデックスファンド

  • コンセプトは共感できる。が妙に楽観的。

  • 小宮先生投資本で、推奨図書となっていました。,前から、澤上氏はマネー雑誌で存じ上げておりました。

  • 昨年末、株をはじめた。しかし、株は知らない言葉がたくさん出てきてよくわからん。よくわからんから、何冊か本を読んで勉強しようと思い、本書を取り合えず読んでみた。 この本は、言葉の解説集ではない。従って、私のような「株の用語を知りたい」モチベーションで読んでも意味がない。が、素人には打ってつけの本とも言える。素人は、まず何をどういう基準で買っていいのかよくわからない。買ったらいつ売っていいか分からない。これをわかり易く、素人にも出来る方法で教えてくれるのが本書である。 デイトレードにあくせくすることなく、気長に待つやり方はサラリーマンにも実践できる。なるほど。

  • 筆者にあまり共感できず。。。

  • 文章が上手い。説得力がある。

    応援したい株で、企業投資価値から大きく株価が下がった時に買うと良い、とのこと。

    <付加価値分析>
    付加価値=経常利益+経費(人件費、賃借料、減価償却費、支払利子、事業所税、租税公課)
    ・ベストなのは3年、5年と継続的に付加価値が拡大していて、しかも経費の比率を減らしていく方向。

  • "10年先の日本で、社会に貢献してそうな企業を選び、暴落時に株を買い、あとは待つだけ。

    不況や大暴落時にさらっと帰るかが大事

    相場トレンドをチラッとでも考えたなら、その時点で長期投資家失格

    夏休み前の、皆んなが売り終わって値下がりした時期が買い時
    売り時は、
    ・景気が回復段階に入って過熱気味になってきたころ
    ・相場で買い人気が沸騰し始めたころ
    ・目先の景気や相場の動向でなく、世の中の人の様子に対する自分の直感を頼りに、早め早めに売りに出す

    売る時は2/3や4/5などを売り、少しは残す"

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著者プロフィール

さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。『10年先を読む長期投資』(朝日新書)『金融の本領』(中央経済社)、『本物の株価上昇の波が来たぞ!』(日経BP社)『2020年に大差がつく長期投資』(産経新聞出版)『大暴落!その時、どう資産を守り、育てるか』『インフレ不可避の世界』『暴落相場とインフレ 本番はこれからだ』(いずれも明日香出版社)など著書多数。

「2023年 『本物の長期投資でいこう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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