加油...! 五輪の街から (朝日新書)

  • 朝日新聞出版 (2008年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784022732361

みんなの感想まとめ

テーマは、著者の中国への旅を通じた人間観察とユーモアのあるエッセイです。読者は、著者の観察眼に基づく独特な視点や、愛情を込めた描写に共感し、時には笑い、時には考えさせられる経験をしています。特に、北京...

感想・レビュー・書評

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  • 重松清の小説は2,3しか読んだことがなく、もっぱらミステリーばかりの私としてはそれでお腹一杯だったんだけど、彼のエッセイは大好き。

    これなんて途中思わず笑っちゃった個所があって、通勤途中の車内でなくてよかったとつくづく思ったくらい。単なるオヤジだよね、好奇心の旺盛な。彼の人間観察での文章には、観察対象に対する愛というかリスペクトがあるように感じる。

  • [ 内容 ]
    五輪開催の一年前から取材を重ねた作家の目をとおして見えてくる、生まれ変わろうとする北京、そして中国のもうひとつの姿。
    四川大地震の被災地から、2010年に万博が開かれる上海まで。
    国家が演出した「素晴らしき北京五輪」の隙間から覗いた、それぞれの今を生きるフツーの人々の物語。

    [ 目次 ]
    序章 「五輪」はまだ始まらない
    第1章 北京には、いろんなひとがいる
    第2章 取材の旅は天津から始まる
    第3章 四川の被災地で笑顔と涙を見た
    第4章 オレは中国が嫌いだ。でも…
    第5章 北京にて、はじめてのおつかい
    第6章 青島でキレた!
    第7章 盧溝橋で再びキレた!
    第8章 国旗と老人と八月十五日
    第9章 北京には、やっぱりいろんなひとがいる
    終章 祭りのあと

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 小さい頃から親の仕事の関係で、中国が何かと近い存在でした。

    幼稚園の頃、まだみんなが人民服を着ている時代に北京に行ったこともあります。


    そして昔から、はっきり言って中国という国が好きではありません。
    あの男尊女卑、あの図々しさ、自分は!っていう態度。


    重松さんも同じようなところが頭にきたりしていて、でもそれを違う角度から納得したりもして、自分の考えも変わるような気がしながら読んでいました。


    「人間というのは、ビシッと決めようと思ってもなかなか決められるものではない。情けなくて、カッコ悪くて、だからこそ愛すべき存在なのだと、僕は信じている」


    そんなシゲマツさんの目から見た中国。
    なかなか愛嬌があっていいものでした。

  • 古本で購入

  • ホントにあの重松さんなの?と、ちょっと驚きました。
    そしてがっかり。
    本人も分かっているくせに、期待したり求めすぎたり、ちょっと主観的すぎている気がしました。
    でも、現実の中国がよく見えて来ます。そういう点ではおもしろいです。

  • ■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
    重松清ファン必見!
    http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/

  • 近頃新書ばかり読んでいたので、読みやすさに最初少々驚いた。小説家ってこういうことでした。しかししばらく読み進めると、恐らく「小説家だから」かイイ話にうまくまとめられすぎている・感傷的すぎるのが気になりだす。比べるレベルではないが自分の作文を思い出した。文章としてうまくまとめようとする結果自分の思いと文章が微妙にずれたりしていたなぁ・・・。ルポではなく、重松さんの「物語」として楽しめばよいのかな(あとがきにもそうある)。実際彼の小説の中身そのままという感じ。090428

  • 2008/12
    北京オリンピックの取材を通して、現代中国についてのルポタージュ。作家としての文章術で軽快に読みやすく綴られていためか、中国の現実について、だいぶ甘め感じてしまう。

  • 素直な感情表現が楽しいです。重松さんは北京取材で崇文門飯店を定宿にしていたようですが、あたしは北京に行くときは、その向かいの新僑飯店に泊まっていたので、ホテル周辺の話題に触れているときはものすごく親近感を覚えました。

  • 北京オリンピック前や期間中に著者が現地で見た、
    「報道の、隙間や塗り残し」を綴った本。

    日本から見た中国の偏見が、著者の中にもないわけではないはずだけれど、
    それを著者本人も自覚している上で、オリンピックに関わる中国の人たちの
    一人一人を、肯定的に見ているのがいいと思った。

    痛風やらパンツの話がやたら出てくる、一オヤジの漫遊記でもある一冊。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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