加油(ジャアヨウ)……! 五輪の街から (朝日新書 136)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732361

作品紹介・あらすじ

五輪開催の一年前から取材を重ねた作家の目をとおして見えてくる、生まれ変わろうとする北京、そして中国のもうひとつの姿。四川大地震の被災地から、2010年に万博が開かれる上海まで。国家が演出した「素晴らしき北京五輪」の隙間から覗いた、それぞれの今を生きるフツーの人々の物語。

感想・レビュー・書評

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  • そうだよなぁ、と共感できた。こういう本があってよかった。

  • [ 内容 ]
    五輪開催の一年前から取材を重ねた作家の目をとおして見えてくる、生まれ変わろうとする北京、そして中国のもうひとつの姿。
    四川大地震の被災地から、2010年に万博が開かれる上海まで。
    国家が演出した「素晴らしき北京五輪」の隙間から覗いた、それぞれの今を生きるフツーの人々の物語。

    [ 目次 ]
    序章 「五輪」はまだ始まらない
    第1章 北京には、いろんなひとがいる
    第2章 取材の旅は天津から始まる
    第3章 四川の被災地で笑顔と涙を見た
    第4章 オレは中国が嫌いだ。でも…
    第5章 北京にて、はじめてのおつかい
    第6章 青島でキレた!
    第7章 盧溝橋で再びキレた!
    第8章 国旗と老人と八月十五日
    第9章 北京には、やっぱりいろんなひとがいる
    終章 祭りのあと

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 小さい頃から親の仕事の関係で、中国が何かと近い存在でした。

    幼稚園の頃、まだみんなが人民服を着ている時代に北京に行ったこともあります。


    そして昔から、はっきり言って中国という国が好きではありません。
    あの男尊女卑、あの図々しさ、自分は!っていう態度。


    重松さんも同じようなところが頭にきたりしていて、でもそれを違う角度から納得したりもして、自分の考えも変わるような気がしながら読んでいました。


    「人間というのは、ビシッと決めようと思ってもなかなか決められるものではない。情けなくて、カッコ悪くて、だからこそ愛すべき存在なのだと、僕は信じている」


    そんなシゲマツさんの目から見た中国。
    なかなか愛嬌があっていいものでした。

  • 古本で購入

  • ホントにあの重松さんなの?と、ちょっと驚きました。
    そしてがっかり。
    本人も分かっているくせに、期待したり求めすぎたり、ちょっと主観的すぎている気がしました。
    でも、現実の中国がよく見えて来ます。そういう点ではおもしろいです。

  • 今のところ、2/3くらい読み終わった。
    おもに、北京五輪中の中国の一般市民にスポットをあてている。
    後日、感想追記します。

    追記
    重松さんいわく、「僕の中国の旅についての本」
    まさにその通り!
    思いっきり主観的で、言葉が分からなくて想像で書いているところもあって笑ってしまった。
    かなり癖が強いので、人によってはクドイと感じるかも???
    だけれど、自分も重松さんと一緒に中国に旅にいったような、そんな感じで読めた。
    笑ったり、腹を立てたりしながら、 読ませてもらいました。
    印象に残ったところはたくさんあって、紹介しだすとキリがないので、
    一つだけ。
    閉会式の時に行った、李さんの家での話。
    これがホントに日本でも普通にありそうな感じで笑ってしまった。

    これを映像化したら面白そうだなと思いました。

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  • 近頃新書ばかり読んでいたので、読みやすさに最初少々驚いた。小説家ってこういうことでした。しかししばらく読み進めると、恐らく「小説家だから」かイイ話にうまくまとめられすぎている・感傷的すぎるのが気になりだす。比べるレベルではないが自分の作文を思い出した。文章としてうまくまとめようとする結果自分の思いと文章が微妙にずれたりしていたなぁ・・・。ルポではなく、重松さんの「物語」として楽しめばよいのかな(あとがきにもそうある)。実際彼の小説の中身そのままという感じ。090428

  • 2008/12
    北京オリンピックの取材を通して、現代中国についてのルポタージュ。作家としての文章術で軽快に読みやすく綴られていためか、中国の現実について、だいぶ甘め感じてしまう。

  • 素直な感情表現が楽しいです。重松さんは北京取材で崇文門飯店を定宿にしていたようですが、あたしは北京に行くときは、その向かいの新僑飯店に泊まっていたので、ホテル周辺の話題に触れているときはものすごく親近感を覚えました。

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著者プロフィール

重松 清(しげまつ きよし)。1963年、岡山県生まれの小説家。早稲田大学教育学部卒業。
出版社勤務を経て、フリーライターとして独立。ドラマ・映画のノベライズなどを手がけたのち、1991年『ビフォア・ラン』で小説家デビュー。
1999年『エイジ』で山本周五郎賞、2000年『ビタミンF』で直木賞、2002年『流星ワゴン』で「本の雑誌年間ベスト1」、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員を務める。2017年、早稲田大学文化構想学部客員教授に就任。
『とんび』、『青い鳥』、『流星ワゴン』をはじめ、多くの代表作がドラマ化、映画化されている。

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