一日一生 (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 731
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732385

作品紹介・あらすじ

現代の"生き仏"と称される酒井雄哉・大阿闍梨の慈雨の言葉。なぜ生きるのか。どう生きるべきか。苦しみや死をどう受け止めたら良いのか。人生に迷い悩むすべての人に。

感想・レビュー・書評

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  • 昔々CMではやった、「一日一善」のような道徳ではありません。

    「一日が一生と思って生きる」
    一日が一生だな。
    今日失敗したからって、へなへなすることはない。
    落ち込むこともない、明日はまた新しい人生が生まれてくるじゃない。
    今日を大切にしなかったら、明日は有りませんよってことでもある。
    今が一番大切だってことだよ。

     先日87才で亡くなられた酒井師は、比叡山の山々を7年かけて修行で
    回る荒行、千日回峰行を2度満行されています。どれだけ偉い修行僧なの
    かと思いきや、気さくで自然な語り口と、若い頃の苦労と無茶は、大阪の
    オッチャンといった雰囲気です。

     自然とともに生きること、自分も自然の一部であり、生かされているとい
    うことを感じるときに、心のありようも変わってくるのかもしれません。

  • 阿闍梨というからにはどれだけすごい人なんだと思うが、文体から感じられる物腰はものすごく柔らかい。でも、物凄い修行を行なってきている人だけにその時どきに感じられた事がずっしり書かれている。
    謙虚でいることの大切さを再確認した気がする。

  • 天台宗の教えとして、教行一致に感銘。
    教えを知っているだけでは、何もうまれない。
    教えと行いが一つになって、意味がある。
    知っている事に満足する事に意味はない。
    常日頃から心がけたい。

  • 死んでしまうほどすごい修行を体験してるのに、その心持ちがあまりに平らであれっとなっちゃう。
    もがきくるしんだり、しないんだろうか・・・それが分からなかった。

  • 自分の身の丈にあったことを、
    毎日毎日繰り返す。

  • 千日回峰行の一端を数年囓らせてもらった。
    真夜中1時の出発から早朝9時まで比叡山の山を登ったり降りたりお詣りしたり。ただ黙々と歩く。自分と向き合う素敵な時間だった。
    この本はエッセイ風で修行の厳しさに特に触れている訳ではないが、その中から当時経験した山の静かな香りが立ち昇ってきた。

    (ギーフレーズ)
    一日が一生。今日失敗したからとヘナヘナする事はない。落ち込むこともない。明日はまた新しい人生が生まれてくる。今自分がやってる事を一生懸命忠実にやる事が一番良い。

    みんな背伸びしたくなる。自分の力以上の事をして見せようと思ってええかっこしいをすると、ちょっと足元をすくわれただけでひっくり返る。自分の身の丈に合った事を毎日一生懸命やる事が大事。

    生き残るではなく、生き残されてる。命が残されていると言う事は、今何歳であろうとまだしなくちゃならない事があるのとちがうかな?

    何をやるにしても「何のために、何をもって」と考える。一隅を照らすとはそう言う事。人は誰もが「何のために」「何をするべきか」と言う宿題を持って生きている。

    その宿題も自分なりに腑に落ちると人はそこで考えるのを辞めてしまう。しかし答えが分からないといつまでも考える。肝心なのは答えを得る事ではなく、考え続ける事。

  • ”どんなにひどい目にあっても、時間がたてば必ず、いろいろなことがあったなあ、と思える時が来るよ。…人生はその時だけじゃないんだって。”

    このお坊さん、お店が焼かれたり、お嫁さんが死んじゃったり、いろんなことを経験された人生だったけど、
    いつも前向きに生きることを説いてくれる。

  • 大阿闍梨の書かれた本だが、難しい話や文体などなくとても読みやすい。
    内容は、千日回峰行の話や、過去の出来事の断片的な回想を交えたお話である。

    口語での分かりやすい説法のようなイメージだと思う。
    深い話が多分にあるように思うが、30代の現在の自分には深く響くものはあまりなかった。年齢や同じ年でもタイミングによっては、自身の中に深く入ってくるのではないかと思う。

  • 峰の色 谷の響きも皆ながら 我が釈迦牟尼の声と姿と そんな歌を思い出させる本だった。感動。

  • 自分の大先輩にあたる、尊敬する女性が推薦していた本。一気読み。

    心に沁みる言葉が多かったけど、この本は「一度読んで終わり」の本ではなく、何度も何度も読むうちに、言葉を自分のものにしていける本だと感じた。また読み返したい。

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