ゴーン道場 (朝日新書 143)

  • 朝日新聞出版 (2008年11月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784022732439

みんなの感想まとめ

人を育てる術に焦点を当てた本書は、部下や上司、新人、女性社員、さらには国際人やリーダー、子ども、家族に至るまで、幅広い人材育成の方法を探求しています。著者のシンプルながらも実践的なアプローチは、多くの...

感想・レビュー・書評

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  • 人を育てる術について。自分の考えと重なる部分も多く、女性や新人、子供などどう接するべきか、など同意できることか多い。なぜこれだけの人が。。と残念。27歳で工場長に抜擢されたとかで、何が若い頃から優れていたのか知りたくなった。

  • 今話題の()ゴーンさんの、10年ほど前に出版された人生論。
    言っていることはシンプルだが、そのシンプルなことをしっかりきっちり遂行するビジネス手腕はすごい。

    1章 部下・上司を育てる
    2章 新人を育てる
    3章 女性社員を育てる
    4章 ビジネスのプロを育てる
    5章 国際人を育てる
    6章 リーダーを育てる
    7章 子どもを育てる
    8章 家族を育てる

    個人的に家族論が面白かった。

  • カルロス・ゴーン氏のQ&A。

    以前テレビ出演されていたゴーン氏の考え方が
    とてもシンプルで、発言も難しいことを言っているのではなく、
    とても平易で理解しやすかったことから、
    氏の発言をもっと多く読みたくて、手に取った本。
    ゴーン氏の経営哲学のほんとうに入門書としていいかも。

    なるほど、と思われる発言から、
    近所のおじさんが発言しているような身近でわかりやすい発言まで、
    リストラの鬼のように言われる行動からは
    こんなわかりやすい考えに基づいている人なのかと、
    少し意外に感じる内容です。

    個人の人格や考え方に対して、経営行動というのは、
    その表れ方はもちろん、人の受け止め方も千差万別で、
    だから経営は難しい決断の連続であるとも言えるし、
    だから人間は面白いとも言える、
    ということがわかる、なんだか不思議な本でした。

  • 日産は自動車、JALは航空、両方とも優れた力を秘めているがそれを発揮できなかった企業である。一方、パナソニックなどはこのままコモディティを売り続けては、生き残れない。分岐に立たされてるな。
    と、感じる今日この頃。

  • ゴーン氏に聞くビジネスパーソンの生き方。empathy(共感能力)が最大の武器になる。これは持って生まれたものではなく獲得するもの。
    部下のモチベーションコントロールのための上司の心得、中間管理職の処世方法、はたまた家庭人といてゴーン氏が行っていることなどが書かれている。

  • 人育ての指南書。色々な質問にゴーンさんが独自の視点で回答してくれてます。
    その中で印象に残ったフレーズは、”「安全」をつくるのは警察ではなく、地域の人々なのです”
    治安が悪くなってきた印象のある日本。やはりコミュニケーションが希薄になってきたことが原因なのかと考えさせられました。

  • レバノン系ブラジル人で、日産自動車やルノーを率いるカルロス・ゴーン氏。彼の仕事や人材育成、家庭生活に関する考え方が色々と述べられた本。朝日新聞への連載をもとに書かれた内容のよう。対談形式で、分量も多くないのでさっと読める。ボーダレスで活躍するゴーン氏の厳しくも温かい考え方に触れるには手軽で良い本。ボーダレス化で多様な価値観と対峙することが増えている現在、自身がその多様性にどう向きあうかをしっかりと考えておくべきか考えさせてくれる。

  • あまり新鮮味はなかったが、当たり前のことをしっかりできる人こそ、トップになれるのかな。

  • 今やルノーと日産のCEOを兼任する、日産自動車を生き返らせたカルロス・ゴーン氏による
    「人を育てること」についての方法論を、短い質問に短く答えるという形で
    読ませてくれる本でした。

    もともと朝日新聞かなにかの連載が溜まって本になったものなので、
    限られた紙面で簡潔な言葉を綴って(述べて)語りかける方式になっている。
    なので、最初は、けっこう浅い感じの本なのかなと思いましたが、
    そういう簡潔な言葉の連続によって浮き上がってきて触れることができるようになる
    ゴーン氏の経験というものの突き詰められてシンプルに表現される理屈が
    実に勉強になるし、これはちょっと問題がありますが、そのまままずはパクってしまいたくなります。
    パクるにしても、実践するとなると難題だろうなとしり込みしてしまいそうなのが
    たくさんあります。それでも、この本の性質上、人を見る眼が鍛えられるということもあって、
    これは即効的に眼力があがります。そんな一時的に向上した眼力で頭に浮かべたいろいろな人物を
    眺めてみると、とある人物に対して「彼はすごい人物だな」と再評価することになったりもしました。

    つまり、この本は人を育てることをメインにして解説している本ですが、
    その理想となる人物像がズバリと描写されているわけでして、
    「こういう人物にするためにはこうこう、こうするといいのでは」という言い方で進められるんですね。
    だから、その理想像にもはやなれている人がいるとびっくりするという次第です。

    人を育てる人も、人に育てられる人も、それぞれにメリットがあって、
    良いことだから積極的にやりましょうと言うんですね。
    部下を育てること、上司を育てること、リーダーを育てること、子どもを育てること…etc。
    それぞれになるほどと思えることもありますし、繰り返しになりますが、自分がその理想像に達するのは
    難しいよなぁと思えることもたくさんあります。そしてゴーン氏の、というか、プロフェッショナルの
    厳しさを感じられる部分もあります。

    僕なんかは、できるだけストレスと無縁でスルスルと抜け道をたどりながら歩いて行けたらな、
    なんて思いがちなのですが、やっぱりそれは逃げであって、逃げていると失敗すると書いてありました。
    それに逃げないでいるとやっぱりそれ相応のストレスを抱えることは避けられません。
    きっと胃が悪くなるなーだとか、休みの日も仕事が頭から離れなくなるなーとか、
    僕の人生の負の部分のリバイバルを想起させられたりもしましたねぇ。
    そうは言っても、20代の頃とはちょっとは人間が変わってきていますからねぇ、
    それほど簡単にはやられないかもしれない。

    この本で言われていることの、もっとも大事な部分は「共感能力」と呼ばれる能力かもしれない。
    共感能力とは、理屈を超えて相手と心を通わせ合う力、だそうです。
    女性の方がこの能力の高い人が多いみたいですね、それは僕も経験上そうだと思います。
    逆に、共感能力が高い人はどこかしら女性的に感じるようなところもあります。

    思い起こせば、僕は高校時代に意図的にそして実験的に、
    直感を排除して理屈だけを駆使して生活していたのですけれど、
    それで左脳が鍛えられたといえば鍛えられました、しかし、
    ここでいう共感能力の形勢には不利益を背負い込ませただろうなぁ。
    なかなか難しいものです。
    直感はすごく大事なんですけどねー、理屈より先に来るものであって、
    理屈なんてものは往々にして、直感に説明を付け加えたものだったりしますよね。

    『ゴーン道場』はそれほど難しい本でもないし、分量も少ないです。
    それでも、各章、段落ごとに考えさせられるところもあって、
    目を休めながら頭を整理して、また読み始めるという事になることが多い読書になる人が
    けっこういらっしゃるのではないでしょうか。

    この本の最後に、ゴーン氏の読書観が述べられています。
    乱読な読み方は僕も似た感じなので、共感できました。
    でも、体系的に読んで知識を蓄えるやり方も、推奨して欲しかったなぁとも思いました。

  • [ 内容 ]
    人を育てれば、自分自身のモチベーションも上がる。
    ゴーン流経営哲学の神髄、ここにあり。
    いざ道場へ!
    企業の再生に携わり、よき家庭人でもあるゴーン氏が、さまざまな難問を克服する術を伝授。
    成功も失敗も知り尽くす、百戦錬磨の国際的ビジネスマンの金言、至言。

    [ 目次 ]
    1 部下・上司を育てる
    2 新人を育てる
    3 女性社員を育てる
    4 ビジネスのプロを育てる
    5 国際人を育てる
    6 リーダーを育てる
    7 子どもを育てる
    8 家族を育てる

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ゴーンCEOの哲学がわかりやすく書かれていました

  • ゴーン氏がどう考え、どう生きてきたかの足跡をしるのに良い本です。企業のトップを張る1社会人の家族とのありかたも知れて参考になりました!

  • (U)ゴーン氏が大事にしてきたことは、「人を育てる」ということである。それは、家庭であっても会社であっても重要なテーマであり、それを実現するためにコーチングの技術や人材育成のスキルを身につけることが重要。人を育てることで、育てた側がその経験から自信を持ち、やりがいを感じることにもつながる。
    この本では、その手段について色々なケースを家庭、会社の環境を想定して紹介されている。すべてを実践することは難しいが、考え方を十分に理解し、自分にあったスタイルを見つけ出すと観点では有意義な本である。

  • 朝日新聞で連載されたコラムをまとめたものです。

    新書で短いので星はひとつですが、教養も学べるよい本だと思います。
    結婚や家族、また子どもの携帯電話についてなんかも書いてあり、面白いです。

    個人的には最後に書いた(海にあこがれる)というところが大好きです。

    【内容】

    (リーダーに必要な資質のひとつ:共感力)
    理屈を超えて他者と心を通わせあう力。相手への理解、直観力です。
    こうした特性は経験を重ねて体得するもの。
    若いときはめいっぱい旅をし、外国語を習い、外国の友人を作りましょう。
    会社に入ったら恥ずかしがらずに、海外の案件も自分から手を挙げ、どんどん引き受けていきましょう。

    (学習、お互いから学ぶこと)
    自分とは違う人間から学ぶ方が多くのことを学べます。同じような経歴で同じような基本条件を持っていると、相手の言動が何でも想像できますよね。
    これがまったく違う人間だと、びっくりしたり衝撃を受けたりする。
    そうやって自分自身の領域を広げ、新しいロジックを発見することがあります。

    (リーダーシップ)
    私はリーダーシップというものが書物から学べるものではないと思います。「実践する」ことで学ぶのです。
    状況が困難であればあるほど学ぶものは多い。困難に立ち向かうことで、自分は何をすべきか、何ができるのかがわかってくる。

    (モチベーション)
    ある研究で、ビジネスマンの業績のうち、仕事上の知識や技術によるものはたった15%であり、残りの85%は仕事への取り組み姿勢や人との接し方によって決まる、と読んだことがあります。
    その結論は私には驚きでもなんでもありません。
    自分自身の経験からそう思えるのです。

    (海にあこがれる)
    リーダーシップは組織のために魅力的なビジョンを描くとともに、伝えることも必要とします。
    ・・・ビジョンは共有化されていなければならないし、またそれは魅力的なものでなければならない。
    ・・・昔こういうことを書いた人がいました。
    「船を造りたかったら、人々に木を集めろと号令をかけてはならない。作業や仕事を割り当てないことだ。そんなことより、無限に続く広大な海にあこがれる心を教えなさい。」

  • 「共感能力」(empathy)理屈を超えて他者と気持ちを通わせる力、相手への理解、直観力が大切。教育やコーチングの重要性。うーん。当たり前の事だけれど、実際の職場にはなかなかないものかもしれない。

  • これはビジネス書というよりは啓蒙書なので、内容をとやかく言ってもしょうがないが、まあ書いてあることは、当たり前のことだけ。当たり前のことができないとダメ、ってことかもしれないけど。
    一問一答式になっているんだけど、これ、質問者が良くないんじゃないかな、同じような質問が重複しているし。
    読んで「ああそうですか」で終わってしまう本。

  • 日産のゴーン社長が自らの考えをQ&A形式でまとめらているため、数時間もあれば読破できるものと思います。どちらかというと、役職に就かれている方が読むと有意義な内容が多いと思いますので、本書を手に取る際はご注意を。

    情報共有には、メール、電話、対話など様々な方法がありますが、ゴーン社長は「対話」での情報共有を好んでおられるそうです。昨今、メールの利便性に頼り、面と向かって話しをするのが苦手な方が増えていますが、直接会って話しをすることにより、表情や空気など、メールや電話では伝わらない情報も入手できるため、対話の重要性を再認識させられました。賃借料を考慮し、部署毎に別の建屋を借りることは多々ありますが、同じ建屋で仕事することにより、直接対話できる機会が増えるため、組織力の向上につながるのではないか?と思いました。

    その他、心に残しておきたい点は、「様々な分野の本を読むことで、新しい発想を身につけることができる」ということでしょうか。

    いろいろと書きましたが、本書でなくともその他ビジネス書に書いていることが多い内容だと思いますので、必読というほどではないと思います。ゴーン社長の考え方に触れてみたい方は手にとって見てはいかがでしょうか。

  • あんまり

    理論をモデル化してる本
    ぶわーっていう感覚とあっという驚きはない

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著者プロフィール

ルノー会長、日産自動車会長、三菱自動車工業会長
1954年生まれ。フランス国立理工科大学を卒業。1978年ミシュラン入社、ブラジルミシュラン社長、北米ミシュラン社長を歴任。1996年ルノー入社。1999年日産自動車COOに就任し、2000年同社社長に。2005年ルノー社長、2016年三菱自動車会長。2017年4月に日産自動車会長に就任し、現在に至る。著書に『ルネッサンス』『カルロス・ゴーン経営を語る』

「2018年 『カルロス・ゴーン 国境、組織、すべての枠を超える生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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