会社のアカスリで利益10倍! 本当は儲かる環境経営 (朝日新書 153)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732538

作品紹介・あらすじ

会社のアスカリ=環境経営は、徹底したムダの削減で会社に埋まった利益を掘り起こす。キャノン電子社長として実践してきたアカスリのノウハウを、オフィス、工場、設計・調達、物流、社員に分けて具体的に指南。環境経営の実践的教科書。

感想・レビュー・書評

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  • 環境問題をテーマに、会社全体で取り組む結果として経費削減となる。経費削減だけが目標となると、個人のモチベーションは上がりにくく続かないことも多いが、目標が環境問題となると社員一人一人もやる気になり、経費削減となれば利益率も上がり必然的に給料も上がる。良い循環となる。会社だけのことでなく、我が家でもエコ活動をして経費削減していく。

  • @dankogai がアレなカンジに紹介していたので釣られてみた。論理が強引。因果関係と相関関係がごっちゃになってまませんかね。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】
    ・新書がベスト

  • 環境のキャノンで実践している環境経営のノウハウ。会社の中でできることを、オフィス、工事、設計調達、物流、社員、それぞれの観点で紹介。一つ一つは地味にもみえるが努力の積み重ねで利益を向上できることを実証している。読んだタイミングが遅かったので最新の状況が知りたいところ。

  • 3

  • 201511/
    不良(品)の発生は「人・物の移動距離」や「作業者間のコミュニケーションの濃淡」と密接な関係があり、間締めはその低減に大きな威力を発揮するのだ。/
    一事が万事とはよくいったもので、小さなルールが守れない人間に大きなルールが守れるはずがないのだ。ゴミや前向き駐車など取るに足りないようなことでも厳しく臨むのはそのためだ。小さなルール破りを見逃せば、必ず大きなトラブルが起きる。工場では小さなルールを破ることが、人命にかかわる事故につながることがよくある。だからこそ一罰百戒の厳しさが必要なのだ。/
    余談だが、前向き駐車の彼に辞めてもらうとき、「私が責任を持ちますから何とか助けてやってください」と頭を下げにきた先輩社員がいた。私はいった。「だったら、一札入れてほしい。彼が会社に損害をかけたものは私が私費で全額弁償しますと」。ところが、「それはできません」という。つまり、「責任」という言葉の重みがわかっていないのだ。キヤノン時代、たくさんの上司を見てきたが、「責任を持つ」といった人で、本当に責任を取った人はただの一人もいない。無責任な人に限って「責任を持つ」などと平気で口にする。責任に対して厳しく考える人間は、とてもではないが、怖くてそんなことは簡単に言えないものだ。/

  • [ 内容 ]
    会社のアスカリ=環境経営は、徹底したムダの削減で会社に埋まった利益を掘り起こす。
    キャノン電子社長として実践してきたアカスリのノウハウを、オフィス、工場、設計・調達、物流、社員に分けて具体的に指南。
    環境経営の実践的教科書。

    [ 目次 ]
    序章 「環境経営」は一石三鳥を実現する
    環境経営の実践1 オフィス-まず、個人のゴミ箱をゼロにする
    環境経営の実践2 工場-「不良品の削減」が環境と利益に直結する
    環境経営の実践3 設計・調達-リデュース(発生抑制)が最も重要
    環境経営の実践4 物流-もっとも多く「利益」が埋まっている
    環境経営の実践5 社員-全社員に「当事者意識」を持たせる方法

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    [ 参考となる書評 ]

  • 読み終わった
    SanFranciscoの紀伊国屋で平積みされていたのを今更読む。
    環境⇔企業利益の二律背反を両方クリアした実例を描いた一冊。実例なので説得力は抜群。ただ、他の企業にも応用できるかというと…。結局は企業のトップが率先して倫理を変え、それを社員に教育していく。というプロセスは必要不可欠になっている。そしてそんなことを考えているトップは、一素人の自分から見るとあまりいないんじゃないかと思う。
    坂巻会長の考えていることはとても共感できるし、これからも成功して欲しいと思っている。ので、坂巻会長が他のトップにも薦めてあげてください。

  • 「環境経営」で会社の業績を大幅にアップした、キャノン電子社長酒巻氏の本。
    ワンマンとも言えそうな同氏だが、様々なユニークな取り組みも、部下や社員に見事に浸透させやり遂げたからこそ成功しているのではないかと思う。

  • 環境対策により、会社の利益が大幅に増えるという
    キヤノン電子の話。

    実際に行動を起した内容は、特別目新しいものではないが
    取り組む心構えが、従業員全員に浸透していることがすばらしいと思う。
    ここが、どの企業も実際に苦労している部分ではないだろうか。

    トップの指示をどうやって全従業員に理解させ
    行動させるかということに関しては
    環境対策だけではなく、他のことにも
    応用できるような気がした。

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著者プロフィール

キヤノン電子社長

「2020年 『仕事の哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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