財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書 174)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732743

感想・レビュー・書評

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  • 積読より。
    時代も少し感じるが、前作からの実践。

  • 初心者が財務分析のテキストを読むための準備として使うのが、この本の一番の使い道だと思う。

  • 財務諸表は、株式会社の基本的行動である調達・投資・回収を、満遍なく見ることのできる書類だ。

    調達はB/Sの右側から、投資はB/Sの左側から、回収はP/Lから。

    そして、安全性分析や経営分析により、各要素をより詳細に調べることができる。

    分析のきっかけとなるのが、FS分析のいいところだろう。

  • 簿記を学んだことのない人向けの会計の本。
    営業利益1%の場合は、経費3万円を稼ぐために300万円の売上が必要。

  • 会計の解説が詳しい。ビジネス会計検定2級の勉強と合わせて勉強すると、より理解が深まる。

  • 第1章 財務分析の基本ポイントを知ろう
    第2章 まず会社の状況をザックリつかもう 〜基礎編
    第3章 多くの財務3表を見てセンスを磨こう 〜ドリル編
    第4章 実際に図表を作ってみよう 〜作図マニュアル編
    第5章 より理解を深めるための補足

  •  財務3表を使って実際に会社を分析している。
    ROE、総資本と売上高の比率、レバレッジ比率、利益率、キャッシュフローを中心に解説が書かれていてわかりやすい。
     うまくいっていない会社の財務諸表も分析してくれているのがありがたい。

  • 会計や財務とは関係のない仕事をしていもBS/PLや決算の流れをビジュアル的に解説して分かりやすい本だと思います。当時は、リーマンショック前と言う事でトヨタなどの自動車業界が世界最強を誇っていた時代。

    とりあえず、大切なのは「有利子負債」と「利益剰余金」の二つを眺める。そこから、過去堅実に経営を続けて利益を積み重ねてきたかが分かるとの事。しかし、それは過去の数値であって未来は分かりません。ただ、会社研究のやり方としてはもってこいかも。

  • ◆レバレッジ比率 他人資本÷自己資本*100
     総資本回転率 売上高÷総資本
    当期純利益率 当期純利益÷売上高*100
    ROE 当期純利益÷自己資本*100
      ◆固定長期適合率 固定資産÷【自己資本+固定負債】
       固定資産が長期にわたって返せばよい固定負債と返さなくてもよい自己資本でまかなわれていれば安定
      ◆上場企業の自己資本比率平均は38
      ◆販売金融債権の減少は現金回収が進むことを表している
      ◆有利子負債と利益剰余金は大切
      ◆現金商売の業種では売掛が少ないため流動比率100%以下は多く存在する。
      ◆買収されるボーダフォンの資産や買収後の将来性を担保に資金調達をするLBOという手法
      ◆ライブドアの錬金術 株式分割、投資事業組合、株式交換

  • 実在企業の財務諸表を用いて、それらをどのように評価するかが具体的に書かれており、入門書として理解しやすい。

著者プロフィール

ボナ・ヴィータ コーポレーション
1961年生まれ。83年東北大学工学部機械工学科卒業後、神戸製鋼入社。海外プラント輸出、人事、企画、海外事業計画に従事。96年米国ピーター・ドラッカー経営大学院にてMBA取得。2001年、経営コンサルティング会社を設立して独立。中小企業を中心に、企業の経営企画、人事、会計財務面をサポートしている

「2022年 『ドラッカーが教えてくれる「マネジメントの本質」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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