人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学 (朝日新書 178)

著者 :
  • 朝日新聞出版
2.89
  • (1)
  • (0)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 60
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732781

作品紹介・あらすじ

先の見えない時代にあって、挫折や孤独をかみしめながら自分の信じるところを実行した7人の男たち。彼らの行動は、果たして裏切りと言えるのか。西洋史に造詣の深い著者が、豊富な資料をもとに、ナポレオンを裏切ったと言われる男たちの心理と生涯に迫る。「裏切り者」として歴史に名を刻んだ男たちのドラマ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2011年6月19日 読書会
    テーマ:ナポレオン

  •  面白い! ミュラ、フーシェ、マルモン、ベルティエ辺りは通り一遍の知識はあって「こいつらめー」とか思っていたわけですが、彼らの側から考察したりした文など見たことなく、「な……なるほどなぁ……」と非常に得心がいきました。というかですね、カロリーヌやばすぎですね! カロリーヌがあんなじゃなかったら、実はナポレオン帝国ってもっと安泰だったんじゃ!?
     警視総監パスキエというのは知らなかったのですが、深く感銘を受けました。一方、タレイラン。おまえ……なんもいいとこないよ(^_^;)

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤本ひとみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×