百年続く企業の条件 老舗は変化を恐れない (朝日新書 194)
- 朝日新聞出版 (2009年9月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022732941
感想・レビュー・書評
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「伝統とは変革の歴史」が一番印象に残りました。
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【配置場所】特集コーナー【請求記号】335.21||T【資料ID】91091645
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老舗の持つ持続性や環境共和性(いわゆる三方良しの精神)重視の精神が、アントレプレナーやインキュベーションに必要なのではないかと言うのが最近の最大の関心事であり、「老舗」「ファミリービジネス」でヒットした本を大人買い。まず一冊目に読んだのがこれ。
さすが帝国データバンク、様々な指標を良く調べており、数値としては良くわかった。個社別の事情や背景をもっと読みたいが、これは他をあたるしかない。なるほどと思ったのは老舗のカキクケコ「感謝」「勤勉」「工夫」「倹約」「貢献」で、これはいつも通ずる共通の価値観。 -
データベースに基づいた内容なので、信頼性が高い。しかし、この手の本はアップデートが重要だと思う。
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百年以上続く、日本の老舗企業。
世界に目を向けても、日本は長寿企業の数の多さで突出しているとのこと。
それら、老舗企業の共通点を探り、定量的、定性的にまとめた書籍。
『ゼミナール経営学入門』などの経営学に関する論理的な書籍を読んだ後、本書に目を通すと、日本の老舗企業の共通の姿と、企業経営における大切なポイントが浮かび上がってくると思います。
経営学書籍と合わせて、どうぞ。 -
帝国データバンクによる老舗企業の分析。
データベース的には日本一の会社なので期待していたんだけど、内容的にはけっこう表面的というかよほど学者さんや評論家のほうが切り込みが面白いな、という感じ。
きっとデータはあってもそれを活かす方法を知らない人たちが集まっている会社なんだろうなぁという失礼な見方しかできなくなるので、書籍を出すときに会社名で出すというのも良し悪しですな。 -
データをもとに百年以上続く老舗の特徴などを述べている
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帝国データバンクの著作だけあって、分析の軸が多岐にわたり、読み応えがあった。
まとめとなりそうな文章を引用へ記載する。