人類対インフルエンザ (朝日新書)

制作 : 山田 美明  荒川 邦子 
  • 朝日新聞出版 (2010年1月13日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733146

作品紹介

太古の昔から人類最悪の敵は、戦争でもペストでもなくウイルスだった!スペイン風邪では世界人口の約半分が感染した。死者は5000万人以上とも言われている。人類はインフルエンザ・パンデミックと、いかに戦ってきたか?常に変異するウイルス。身近に迫る新型「H1N1」。どう立ち向かうべきか?英国人ジャーナリストが、世界に警鐘を鳴らし、対処法を示す。

人類対インフルエンザ (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 何年か前の新型インフルエンザのときには、ハデな検疫もして話題になっていたけど、最近はそれほどでもない。喉元過ぎる前に熱さを忘れるといわれる国民性か、メディアの特性か。PM2.5なんかも、来年は飽きちゃうんだろうなあ。さて、そんなわけでインフルエンザの勉強。
    ウイルスという概念が見つかるまでの悪戦苦闘は悲劇ながらも滑稽でもあるが、しかし最後の審判ではと思うほどの流行を見せたといわれると、今の世ではかえって酷いパニックになるのだろうと想像する。第一次大戦の倍以上の人の命を奪ったスペイン風邪も、歴史的な重みから大戦に比べて文献が少ないのだそうだ。僕も流行った、ぐらいにしか認識していなかった。しかし強い免疫力はその強い反応がかえって仇になるサイトカイン・ストームがおき、死者のほとんどは健康な若い人で、突然倒れて死んでしまうほどの強毒性だったのだという。
    僕はインフルエンザなど免疫力をつけておけばいい、予防接種なんかうけない派だったのだけど、これでいいのかな…。やはり世界は、たまたま今の状態なのだ。

  •  エピデミックとパンデミックの脅威。恐ろしい人類対インフルエンザの歴史が記されていた。「鳥」が心配されるのはもちろんだが,2年前の「豚」由来の新型もいつ強毒性に変異するかわからない。祈るしかないのか。
    ■サイトカイン・ストーム

  • [ 内容 ]
    太古の昔から人類最悪の敵は、戦争でもペストでもなくウイルスだった!
    スペイン風邪では世界人口の約半分が感染した。
    死者は5000万人以上とも言われている。
    人類はインフルエンザ・パンデミックと、いかに戦ってきたか?
    常に変異するウイルス。
    身近に迫る新型「H1N1」。
    どう立ち向かうべきか?
    英国人ジャーナリストが、世界に警鐘を鳴らし、対処法を示す。

    [ 目次 ]
    序 伝染病の始まり
    第1章 ウイルスとは何か?
    第2章 迷信の時代―古代~17世紀
    第3章 理性の時代―18世紀
    第4章 狭まりゆく世界―19世紀
    第5章 世界最悪のパンデミック―1918年「スペイン風邪」
    第6章 嵐の後
    第7章 変異する敵 ―1957年「アジア風邪」と1968年「香港風邪」
    第8章 種の壁を越えるウイルス―鳥インフルエンザ
    第9章 治療法を求めて
    用語解説

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 太古の昔より、人類にとって最悪の敵は戦争でもペストでもなく、インフルエンザだった。1918年のインフルエンザ・パンデミック=スペイン風邪では、全世界人口の半数が感染し、死者5000万人以上との数字も示されている。今また「新型」が身近に迫る。気鋭の英国人ジャーナリストが、人類とインフルエンザの攻防史、変異の脅威などを克明に追い、今後予想される社会混乱への対応策を提起する。

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人類対インフルエンザ (朝日新書)はこんな本です

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