明日のテレビ チャンネルが消える日 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.29
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本棚登録 : 135
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733481

作品紹介・あらすじ

アメリカでは、テレビドラマは放送時間に関係なくチャットをしながらパソコンやテレビで見られて、好きな番組を集めて自分だけのマイ・チャンネルが作れる。2011年の地デジ化以降、日本のテレビも変わっていくのか?アメリカIT業界に精通する、人気専門ブロガーが解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 今ごろになって読み返すと、答え合わせとなり、非常に面白い。
    3Dテレビは大外れだった。

  • 気になった点に絞って述べると、
    今後のインフラの整備状況としてポイントになるのは無線LANの普及状況、
    視聴者の行動としては常に主体的とは限らないということ、
    番組メタデータの利用がどこまで進むか(個人向け番組案内がどこまで可能か)
    いかに簡単に端末を扱えるか(コンシェルジェ化)
    ってところでしょうか。

    2010/08/31

  • 米国と日本とはテレビ局の環境が
    かなり違う
    米国の例ばかりでは
    ちょっと説得力に欠けますね
    2.8点

  • アメリカのテレビビジネスがよくわかる。日本のテレビ局のコンテンツへの意識がいかに低いか、日本とアメリカのテレビの状況がいかに違うかがわかる。

  • 海外の、とある業界についての情報がまとまっている場は意外と少ないので貴重な資料。理解は深められたが新しい発見や腹落ちがあったかというとそれはNO。日本のテレビ業界と海外のテレビ業界の変化のスピードの違いを感じることはできた。

  • テレビを見ない私でもネットで動画は見ている。
    アメリカでは夏はサマーホリディーだから、テレビは再放送ばっかり。これはそうだろう。誰もテレビは見ないから。
    ネットをテレビで見るというのは日本では流行するのだろうか。
    アメリカ人は映画をよく鑑賞して映画の話をしておけばよいが、日本人は映画はほとんど見ないからね。高いし行くのが面倒だし。
    さて、これからどうなるのだろうか。

  • アメリカのテレビ事情の解説書。
    アメリカと日本では、ケーブルテレビの存在感が違う、つまり小回りが効くTVメディアが多いからこそ、今後の生き残りのための施策はどんどんと打たれるだろうと思う。
    そもそも主要テレビ局がコンテンツを作るだけでなく、屋外看板や地下鉄広告など、テレビ以外のメディアに進出しているというのは、初めて知った。コンテンツが触れる場所の全てに関わっていくということか。

    読んでいる間、日本はどうなるのだろう、と思っていた。もちろん、日本のテレビ局は大丈夫か?という意味で。

  • アメリカの事例が豊富で、それを基にテレビの未来を語っている。テレビ局が持っている他の会社にないノウハウの一つを番組編成とし、このノウハウが現実と合っていないと指摘。ドラマ・プロデューサーが、「もっと見られる場所でおれたちの番組を流したい」と言った話しが印象的(P156)

  • 著者の足で調べた一次情報なので、記載されている内容は貴重。この本以外であまりアメリカのTVCM事情を読んだ記憶がない。ちょうど日本でもHuluがサービスインをしたので、興味を持って読んだ。日本でも地デジ化したことでかえって家庭のテレビが新しくなり、無線LANが普及するなどインフラ面での環境は整ってきているので、そろそろネットを軸にした米国式の競争(コンテンツ→コンテナ→コンベヤへ)になるのでしょうね。

  • いろいろとアメリカのテレビ事情が説明してあって面白かった。
    ・Hulu
    ・アメリカテレビ放送は6-9月は再放送だけ
    あたりがNewかな。

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著者プロフィール

1991年WOWOW入社、2001年ケータイWOWOW代表取締役。
2007年情報通信総合研究所主任研究員。
放送、インターネットの海外動向の研究に従事。
2014年からヤフー在籍。

【著作】
『明日のテレビ』(朝日新書、2010)
『ネットテレビの衝撃』(東洋経済新報社、2010)
『明日のメディア』(ディスカヴァー携書、2011)

「2015年 『群像の時代 動きはじめたメディアコンテンツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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