スマートフォン術 情報漏えいから身を守れ (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 96
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733856

作品紹介・あらすじ

どこでも「モバイル」、意識の格納庫「クラウド」、社会と人のネットワーク「ソーシャル」-が1つの端末となった、まさに、その入り口となる驚異のマシンである。2011年は、スマートフォンが爆発的に普及する。それに伴なう情報漏えいは、個人・企業にとって大きな危険となる。そんな「頭のよい電話機」をどう使いこなすか、賢くつき合う方法。

感想・レビュー・書評

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  • インターネット上での誹謗中傷・クレーム対応の部分がとても役に立つ内容でした。
    スマートフォン部分については基本書としては十分だと思います。
    (読了時点で)2年前の書籍ということで全般にもうすでに時代遅れになりつつあるのは仕方ないですね。

    【なるほどな点】
    ・情報漏洩は外部からだけではなく、使う本人の情報リテラシーの稚拙さから来るものもある。
    ・ネット上の個人情報というのは、散らばっている断片情報を見つけ、照合することで個人が特定されていく。
    ・プライバシーとは、自己情報コントロール権(どんな事故情報が集められているかを知り、不当に使われないよう関与する権利)である。
    ・掲示板、口コミサイト、SNSは独自の削除基準を設けていることが多く、その基準に合致しているかどうかで判断され、削除要求をしても内容によっては削除されない。
    ・会社の進めている情報セキュリティ対策は、万が一情報漏えい事故を起こしたときの言い訳のためのものにすぎない。

  • 【配置場所】工大新書A【請求記号】694.6||T【資料ID】91110360

  • スマホ特有の部分はそんなに多くなかった印象。ソーシャルサービスの注意点や2chの怖さなんかが印象的。
    ネットで炎上した事件の経緯が細かに分かるというところが価値ありかも。

  • 20120220

  • 常識的 な内容。
    スマートフォンに特化した内容でも無い。2chやsnsに個人情報を書くな、パスワードは記号を含む8文字以上にしろ、など。

  • 割と常識的なことかと思うが、それを常識と思えるかが大事。最近マスコミでよく取り上げられているスマホのセキュリティ対策だがPCレベルも含めて見直すべきかも。自分は大丈夫というのが一番危ない。

  • スマートフォンを切り口に、2011年時点での「個人情報=プライバシー」の現実を赤裸々に描いた本。

    ややソーシャルメディアの話が多く、一読するとタイトルにそぐわない印象を受けるかもしれないが、スマートフォンに起因する具体的なインシデントが多く出ているわけではない現状にありながら、近日中に確実に現実になるであろう危機に対して先駆的に警鐘を鳴らしているという意味で、著者の先見の明というか勇気を感じた。

    文章についても「ネットの悪意」を目の当たりにしているセキュリティ専門家らしく、慎重でありながら真意をきちんと伝えようとするバランス感覚の良さを感じる。また、専門家こそ自ら毒見をすべしという主張も説得力を感じた。

    この本を読んで殊更感じたのが、「大衆による検閲」という日本の現実。良く中国での国家による検閲行為があげつらわれる事を目にするが、実は日本にも検閲は存在しているのだなと思った。

    これって単一民族という幻想を持ち、右に習う事が美徳とされている?日本特有の、とっても珍しい現象なのかもしれない。そういう意味では他の国ではどうなのか、2ちゃんや炎上に相当する現象はあるのか、という点が非常に気になった。

    いずれにしてもこの本はあくまで序章であり、きっかけである。来年、再来年と大きく話題になることは間違いないプライバシー問題の核に斬り込む挑戦的な本であるという意味で高く評価したい。

  • チェック項目22箇所。スマホはPCをそのまま歩くのと同じ。最低限パスワードロックをかけることが必要。2011年スマホユーザーは増える。スマホの便利さだけでなく危険も認識する必要あり。ネット上の記載も名誉毀損や侮辱罪、脅迫罪になる。パスワード設定の鉄則。

  • スマホに限らず、最近のインシデント事例を紹介。

  • パスワードロックは必須、紛失・盗難対策として遠隔操作でロックをかけたり、スマートフォンの所在地をGPS機能で追跡したりするアプリもある。

    クラウドはウェブ上でログインを要求されるものにすること。

    電話帳には登録しない、116で掲載中止を申し込む。カーナビのメーカーにも。

    ネット上の個人情報を消す。
    ・プロフィールを削除(google検索し、ヒットしたら削除)
    ・サイトごとにハンドルネームを別にする
    ・メールアドレスを消す
    ・2ちゃんは書き込まない。専用ブラウザはスパイウェアの危険があるので通常のブラウザで閲覧すること

    誹謗・中傷に対しては
    1.無視する
    2.サイト・掲示板管理者に書き込んだ人間の個人情報開示を要求する
    3.サイト・掲示板管理者に書き込まれた問題部分の削除を要求する
    4.ネット上で情報の誤りを指摘する
    5.警察に相談する
    6.訴訟を起こす

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