知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.68
  • (142)
  • (371)
  • (337)
  • (37)
  • (7)
本棚登録 : 3264
感想 : 317
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734174

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人生で関わるお金の事情をわかりやすく説明。
    浅く広く分かりやすく説明されている。人生での大きなイベント(出産、マイホームなど)を見据えて早いうちに読んでおきたい超入門編的一冊。

  • とても分かりやすくてさすが池上先生、だけど何が書いてあったか思い出せなくてごめんなさい。

  • 金融関係の商品(保険や投資信託など)について非常にわかりやすく書いてあった。お金の基礎知識について知りたいという人には非常におすすめ。

  • 非常にわかりやすい。知ってるつもりでもよく知らなかったことがまだまだ多くあることもわかった。インフレ、デフレ、金利、株式、社債、国債、円高、円安、FX、住宅ローン、投資、ギャンブル、とお金に関する基本的なことはほぼ網羅されている。再読も必要かも。

  • 内容は以前何冊か読んだ池上さんの経済入門書とほぼ同じ。
    本書は芸大の学生向けに経済の抗議をした内容を解説している。

    いつも感心するのは、入門書であっても、平易にし過ぎず、大事な部分を設定して、そこを集中的に説明する配分のうまさ。

    保険から年金、税金の説明の流れは特に感心した。
    保険が基本的に「母数を大きくして、予測不可能事態の確率を極小化する」という思想があり、その流れで、年金、税金の流れに入り、そこで、

    「母数が今後縮小する中で、税金の使途決定の代理人である「政治家」を選出する事の重要さ」

    を説明している。


    池上さんと言うと、「見える化」する説明に定評があるけど、最近読んだ二冊はどちらも新書で図はない。

    図はないのだけど、ちゃんと視覚的に頭で再生される小気味の良い説明だった。
    図がある事によって、読書の流れが遮られる事もあるので、kindleには向いている。


    そして、kindle版の価格は、購入時点で500円だった。

    500円という値段は、新書サイズの書物を読もうと思った時、心理的障壁が低く、内容も文章のみで、2時間程度で読める事を考えると、一番kindleに向いたフォーマットかなと思う。

  • 銀行の手数料がなぜかかるかという問いに仕組みの説明だけでなく、人間はある程度は行動を規制されるハードルがないと、何でもしてしまうところがあるという心理面との両方の説明に納得。

    分かりやすいだけではない心を掴む説明。

  • お金、銀行、投資、保険、税金などの基礎知識を分かりやすく解説してくれている。

  • 枝葉をバッサリ切っているのですごく「わかったつもり」になれる。これが金融の最低の知識ということを確認できてよかった。

  • 薄い本なのにお金のことがよくわかる、おトク度の高い本。
    「税の形が国の形を作る」、確かにそうだな〜。

  • お金について、とてもわかりやすく書かれていてかなり為になりました。
    学校の授業でやっていいくらいだと思います。

    特に銀行についての話は為になりました。

著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×