成熟ニッポン、もう経済成長はいらない それでも豊かになれる新しい生き方 (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 77
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734198

作品紹介・あらすじ

GDPの大きさなど、もはやどうでもいい。グローバル化が進む中で成熟化する初の先進国、それが日本だ。後に続く国々に「モデル」を示せるか。碩学と気鋭の教授が語り尽くす。

感想・レビュー・書評

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  • これからの日本はゼロ成長でいいじゃない、知的所有権とか、債券で食べていけばいいじゃない、ということらしい。
    が、対談なので、話題が多岐にわたる。

    日本各地にポリスのようなものができて、それがゆるやかにつながっていくという国家構想が魅力的だったが・・・どうやったら実現するのだろう。

    今週に入って、消費税増税の時期を決めるヒアリングなど始まった。
    橘木さんも、浜さんも、消費税アップには賛成の立場。
    社会保障制度をきちんとしてくれるなら、アップしてもいいけれど・・・
    本書で指摘されるように、政治家の資質に問題あり・・・とすると、なかなか消費税率があがっても、状況はかわらないのでは?

  • 高度成長には戻れない、戻ろうとすればかえって不幸、戻る必要もそもそもない。

    高度成長期の夢の残り香。それも、知らない人が社会に増えていけば、変わっていくかも。

  • 今の日本経済はストックはあるがフローがない。1970年代はフローがあるがストックはなかった。
    デフレ深化に伴うビジネスモデルは経済全体として失敗する。低賃金労働で競争せざるを得ないから、非正規雇用が増える。労働者に負担を強いているから、その労働者の生活が改善しない。

    政治家は政治行政のサービス業であることを認識する必要がある。

    パクスアメリカーナ、ブリタニカの時代と現在の中国では異なる。中国では西側の企業が中国に進出して生産している。世界が中国を工場にしているのであって、中国企業でない。

    日本には東京に次ぐ大都市として大阪があるが、イギリスやフランスは一極集中でそのような都市がない。

    イギリスではジェネラリストがよく、フランスではスペシャリストが良い。リベラルアーツの復活。

  • 本屋で立ち読み。最初と最期しか読んでない。(オイラにとってはそれで十分)言葉に力があるので納得させられたような気がするが、証拠も何もないし、じゃあこれからどうするよ!?という示唆もないように感じられる。対談形式だから余計かもしれないけど。結局、それぞれ個人で変わってねってこと…?一つの方向を示してそれを知る、といことだけに意味がある本かと。

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著者プロフィール

1943年生まれ。経済学者。京都大学名誉教授、元同志社大学経済学部特別客員教授。著書に『格差社会』『早稲田と慶応』『灘校』『無縁社会の正体』『日本のエリート』他多数。

「2021年 『特別授業3.11 君たちはどう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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