放射能列島 日本でこれから起きること 誰も気づかない環境被害の真実 (朝日新書)

著者 : 武田邦彦
  • 朝日新聞出版 (2011年12月13日発売)
3.24
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734310

作品紹介

20年間も続くウソの環境問題と原発事故による最悪の環境問題。負の関係性を鋭く抉った新・環境論。リサイクル・ダイオキシン・温暖化…かつて論じられた環境問題は、どうして消えてしまったのか。正義を隠れ蓑にした利権の中、また同じ過ちを繰り返してはいけない。これからの日本人へ生きる指針を示す待望の書。

放射能列島 日本でこれから起きること 誰も気づかない環境被害の真実 (朝日新書)の感想・レビュー・書評

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  • 原発に反対する著者が、放射能汚染などについて記述した一冊。

    原発推進反対派なので、当然ながらその点は眉に唾付けて読む必要があるものの、実際に彼が言うとおり政府や東電に葬られていることはたくさんあるだろうし、そういうことに対して関心を失うことなく対峙する必要があると感じた。

  • 2011年12月刊。恐らく「語りおろし」みたいな作り方に見える。最初は順調に原発について説明しているのだが、そのうち自説の温暖化批判へゆき、そのうち60年前のSFレベルの「私が考える未来の生活」話が始まってしまい、おいおいなんじゃこりゃと思っているうちに終わった。本気で放射性物質や原発について知ろうと思って買ってしまった人は、たぶん怒るんじゃないのか。その脱線ぶりを楽しめる人が読むべき。

  • 年間被爆量限度が1ミリシーベルトから20に急に引き上げられたのは明らかにおかしいとか、いかに東電と政府が適当なことを言っているかは改めてよくわかった。
    (そういえばシーベルトの話っていつのまにかメディアから消えてたなぁ)

    が、それにしても感情的な書き方の本だー。今まで虐げられていた学者の腹いせ的な…感じが…します…

    5章のドーム都市群構想は、夢があって、読んでいて気持ちよかった。テレビとかでも言ってるのかな?
    どんな未来になるやら~

  • メディアが報じる情報が全て正しいとは思っていなかったが、さすがにここまでとは。

    本来ならば伝えられるべき情報が、国民の目に触れることのないように隠蔽され、また捏造されているという事実。

    本当の情報は(その核心は)どこなのか、常に考え続けなければならない。

  • 俺らがいるとあかんやろから停滞の時代はあと40年は続く

  • 自分のあたまで考えることの重要性がわかる

  •  著者は、原子力関係が専門の学者なのだろうが、本書を読んで「まあ、なんと身も蓋もない」言い方かと苦笑する思いをもった。
     「原発は安全」「安全なのになぜ僻地に建てるのか」「危険手当としての交付金」などを読むと、危険なのに安全と言いながら巨額の金をばら撒く姿が浮かび上がる。みんな、うすうすはわかっているが、表向きの論理では専門家は誰もが言わないことをズケズケ語る本書は、一旦巨大事故が起こってしまった現在では「まさにその通り」と言わざるを得ないと思えた。
     本書の「人類は地震に耐える原発をつくったことはない」との主張や「放射性被爆」についての考え方、「エネルギー問題」についての考察等は、一考の価値があると思えた。
     ただ、本書は一般にもわかりやすいという目的の書なのだろう。内容はポイントのみに絞られていて薄いとも思える。
     原発やエネルギー問題は、重要課題であるだけにもっと専門的な徹底した考察も必要だとも感じた。その意味で本書は、ちょっと物足りない。

  • 日本の原発を取り巻く特殊事情と、そのことで隠蔽されている事実の説明はわかりやすい。また、日本の原子力行政や科学者は「原発は安全だ」という「お札」を貼ることで「安全だということにしておこう」としているのだけではないか、という指摘はごもっともだと思う。
    後半1/3は、こうした思考停止状態に陥ってしまっている背景としての日本社会や特に教育のあり方に一石を投じている。まさに武田先生「天下・国家を大いに語る」という感じだが、論理の飛躍が甚だしく、ツッコミどころ満載。週刊誌の「天下の大放言」という感じで居酒屋で話を聞く分には面白いが、出版物になるというのはどうかな。本のタイトルからしても、内容は大脱線状態だ。

    専門家の知的誠実さのあり方について、いろいろと考えさせられた。
    (Z市図書館蔵)

  • その発言や著書が何かと話題となる筆者が、引き続き環境問題を軸に放射能列島の未来を描く。地球温暖化やリサイクル、ピークオイル、レジ袋、海面上昇などのうそのツケが、意味のない環境問題騒動と特定の利権を生みだしたばかりか、放射能汚染という本当の環境問題を引き起こしてしまったという展開は、なかなか興味深く読ませてくれる。また、日本の政府の主体性のなさ、リーダーシップの欠如というのは、ここでも強く浮き彫りにされている。ただ、氏の描く未来の日本の理想像というのは、ちょっと同意しかねるというのが正直なところ。

  • 原発メルトダウンは環境を隠れ蓑にした20年の利権構造のツケ
    危ない原発は日本だけ。環境問題が消滅すれば、ドーム型都市。技術者、すごいよ。

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